ニュース

JR東日本、両国駅旧駅舎を改装した複合飲食施設「‐両国‐ 江戸NOREN」を11月下旬オープン

“江戸”をテーマにしたグルメ、伝統文化を発信

2016年11月下旬 オープン

リニューアル後の外観イメージ

 JR東日本(東日本旅客鉄道)グループのジェイアール東日本都市開発は、JR両国駅の旧駅舎を改装した複合飲食施設「‐両国‐ 江戸NOREN」を11月下旬にオープンすることを発表した。

 JR両国駅旧駅舎は1929年に開業。大きなアーチ型の3つの窓や中央の時計が特徴で、いまも建物が残されているが、JR総武線快速の東京駅乗り入れを機に駅舎としては使われなくなっていた。この旧駅舎をリニューアルし、江戸の町屋を意識した吹き抜け空間を設けた複合飲食施設を開業する。さまざまな食文化が成熟した江戸をテーマにした和食を中心に、「味」「素材」「料理人」のこだわりを堪能できる飲食店12店舗の出店を計画している。

 また、江戸にまつわるイベントや催しごとを実施するほか、日本相撲協会監修の土俵も配置。墨田区運営の観光案内所を設置し、両国国技館や江戸東京博物館、11月22日開館の「すみだ北斎美術館」といった観光資源を活かして墨田区全体の回遊性を高める拠点を目指す。

-両国- 江戸NOREN

所在地:東京都墨田区横網1丁目3番地20(JR両国駅西口直結)
開発規模:約2900m2。2階建て
開業時期:2016年11月下旬

館内イメージ
江戸文化を感じられる12の飲食店を計画
墨田区の観光案内所を設置