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ハワイアン航空、成田~ホノルル線に7月23日就航、記念出発式典を実施
日本~ホノルルの直行便は羽田、関空、新千歳と合わせ4路線に
2016年7月24日 13:20
- 2016年7月23日 実施
ハワイアン航空は、7月22日から成田空港~ホノルル空港間のデイリー運航(週7便)を開始した。ハワイアン航空による、日本からホノルルの直行便は羽田、関空、新千歳と合わせ4路線となり、首都圏からは羽田と成田から毎日ホノルル行きが運航されることになった。
運航ダイヤは下記のとおり。使用機材はエアバス A330-200型でビジネスクラス18席、エクストラ・コンフォート40席、エコノミー236席の客席構成となる。
HA822便:成田(21時00分)発~ホノルル(10時00分)着、8時間
HA821便:ホノルル(15時45分)発~成田(翌日19時00分)着、8時間15分
ハワイアン航空は、成田からホノルルへの初便運航開始日となる7月23日、成田空港 第1ターミナル北ウィング 14番ゲートで、就航記念出発式典を開催した。
ハワイアン航空 日本支社長の宍戸隆哉氏は、「先日発生しました羽田空港への緊急着陸により、多くの皆さまに多大なるご迷惑とご心配をおかけいたしましたことを深くお詫び申し上げます」「今後はこのようなことがないように、さらに安全運航を徹底して皆さまにより快適なフライトをできるよう、社員一同、努力してまいります」と、7月18日の羽田空港C滑走路閉鎖について陳謝したあと、「本日はご搭乗、誠にありがとうございます。また今後ともよろしくお願いいたします」と挨拶を行なった。
ハワイアン航空 上席副社長 テオ・パナジオトゥリアス氏は「ミナサマ コンバンハ、アロハ!」と挨拶したあとに、「成田空港はハワイと日本をつなぐ4本目の直行路線便です。ハワイアン航空が日本でのサービスを開始したのは約6年前、東京が最初の就航都市でした。これまでに羽田からハワイに約100万人のお客さまを迎え、大阪や札幌からも多くのお客さまにご搭乗いただいています。
羽田路線はとても人気が高く多くの利用者がいるので、成田 - ホノルル線を新設し、首都圏の皆さまにハワイにお越しいただく際の新たな価値のあるオプションを提供します。成田路線はハワイにお越しいただく際の便利な玄関口になると確信しています」と語り、式典に参加した来賓と関係者への感謝の意を述べた。
また、「ハワイアン航空は、12月より羽田~コナ線を新設すると発表しましたが、これは私たちにもとても楽しみなことです。すべての日本人旅行者のニーズに応えることと、ハワイへの旅行を便利に楽しんでいただくためにハワイアン航空が熱心に取り組んでいることの例の一つです。ハワイへ行ける航空会社は多数ありますが、飛行機に搭乗した瞬間からハワイ旅行を体験いただけるのはハワイアン航空だけです。私たちはハワイのフラッグシップキャリアとして誇りに思っており、ホノルルまで真のハワイアンホスピタリティを提供できることを楽しみに思っています」とコメントした。
式典では続いて、国土交通省 東京航空局 成田空港事務所の成田国際空港長である木村茂夫氏が来賓の挨拶を行なった。「成田空港におきましては、2020年のオリンピック、パラリンピックに向けて、駐機場の整備なども含め関係者一同で設備の拡充や利便性の向上などに努めていますが、そのなかでハワイアン航空の新規就航をお祝いできることを大変うれしく思っています」と挨拶し、「ハワイは太平洋の真ん中にある常夏の島で、明るくて開放的な独特の文化がある島。日本にとっては一番近いアメリカの州なので、昔から日本人の憧れの観光地で、多くの日系人も住んでいるし大相撲の力士も沢山ハワイから輩出されていて、日本とは関係の深いところです。
1964年に海外旅行が自由化されて以来、ハワイ旅行は日本人の海外旅行の定番となり、一番多い時は年間200万人を超える方が旅行をしました。2014年の数字ですと150万人となっていますが、ハワイを訪れる外国人としては群を抜いて1位です。今回のハワイアン航空の成田からの就航によって、より利便性が向上することになり、さらに多くの日本人がハワイを訪れるのではないかと期待しています」と、日本人にとってのリゾート地への送客増に期待していると語った。