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JAL、福岡空港のラウンジで使用するコーヒー碗皿や湯呑みなどに伊万里焼を採用
伊万里市長がJAL福岡空港支店に来社し贈呈式
2016年7月6日 18:55
- 2016年7月5日 実施
JAL(日本航空)は、2016年6月より佐賀県伊万里市と観光をはじめとしたさまざまな分野においてコラボレーションを開始。このたび福岡空港国内線サクララウンジで使用される食器に、伊万里焼が採用されることとなり、伊万里市長をはじめとする関係者が、JAL福岡空港支店を訪れ贈呈式を行なった。
JAL側の関係者と伊万里市観光職員など関係者が出席し、寄贈される食器の贈呈式がJAL福岡空港支店で行なわれた。
冒頭では、塚部市長より、「このたびは、JALさまのご協力によって、我が伊万里市の魅力を多くのお客さまにアピールできる機会を得られました。ご尽力いただきましたご関係者の皆さま方には、あらためて感謝いたします。
秘窯の里として知られる大川内山(おおかわうちやま)は、江戸時代から続く30もの窯元があり、歴史が学べる資料館などもありますので、歴史から現代に続く伊万里焼そのものを体感していただけます。現在、風鈴まつりも行なわれていますので、多くの方に足をお運びいただきたいと思っております。
また、伊万里牛や梨などのフルーツ、南高梅の産地としても、アピールしていきたいです。平成29年度(2017年度)には、九州自動車道の唐津伊万里道路が伊万里市まで延伸する予定ですので、アクセスも良好になります。福岡から1時間ほどと日帰りもできる距離ですので、ぜひ来ていただきたいです」とコメント。
JAL福岡空港支店の中野支店長は、「本日、このような機会を与えてくださいました伊万里市さまには、あらためて御礼申し上げます。2015年度の国内線ファーストクラスにおいて古伊万里のお酒をご協力いただきました。焼き物だけでなく、梨などの農産物も素晴らしいものがあります。私ども日本航空が、こうした素晴らしい土地へ案内することに貢献でき、うれしく思っております」と、感謝の言葉を述べた。
サクララウンジで提供されるアルコールにも、地元の酒造メーカーの日本酒などが並ぶこととなった。
7月1日より、松浦一(まつうらいち)酒造というメーカーの「特別純米松浦一」という銘柄が提供されている。8月からは、地元の南高梅を使用した「Prune(プリュム)」が提供される予定。6月には「大吟醸松浦一」が提供されていた。