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ホンダFIT CROSSTARで霧降高原へ女子カメ旅。ちょっと早起きしてトレッキング、ニッコウキスゲをかわいく撮ろう!!

雲海を背にコムロ先生(左)とひかるん(右)in 日光霧降高原

 高原を気持ちよくドライブしてきれいなお花の写真を撮りた~い! 2020 Moduloスマイル(SUPER GTなどでModuloチームを応援するレースクイーン)として大好きなレース現場にいくのを楽しみにしている瀬谷ひかるさん(ひかるん)。自身がサーキットを華やかにするだけでなく、カメラにも興味があるとのこと。

 今年はレース開幕が遅くなったので、その時間を利用して高原をドライブして(でも免許がないな……)写真を撮りたいな♪(でもカメラ詳しくないな……)というひかるんの夢をかなえるべく、今回は写真家のコムロミホさんを先生に迎えてお出かけしました。

写真家コムロミホさん(Twitter@comuromiho)。文化服装学院で学び、ファッションの道へ。撮影現場でカメラに触れるうちにフォトグラファーを志すことを決意。アシスタントを経て、現在は広告や雑誌で活躍。街スナップをライフワークに旅を続けている。カメラに関する執筆や講師も行なう。
Moduloスマイル瀬谷ひかるさん(ひかるん)。10月14日埼玉県生まれ。2019年にSUPER GT500チームのレースクイーンとして活動を開始。日本レースクイーン大賞2019 新人部門でファイナリストに

「ニッコウキスゲ」ベストシーズンの霧降高原で、ひかるん写真に目覚める

早起きは三文の徳。山頂まで霧に隠れず見通せるのは、この時期としては奇跡的
標高1335m。e:HEV(最新ハイブリッドシステム)のFIT CROSSTARくんはスイスイ快適
日光霧降高原キスゲ平園地に到着~!
コムロ先生&ひかるん「トレッキングコースは約3時間、せっかくだから全部行きましょう♪」(スタッフ一同:ここで待ってますね……)

 最初の目的地は栃木県日光市霧降高原「キスゲ平(だいら)園地」(栃木県日光市所野1531)。日光宇都宮道路 日光IC(インターチェンジ)を降りてちょっとした山道を走り、30分ほどで到着できます。6月から7月にかけては山吹色の花が美しい「ニッコウキスゲ(ゼンテイカ)」が見頃を迎え、以前はスキー場だった山の斜面が黄色に染まります。

 レストハウス付近にある案内看板には、「丸山トレッキングコース 約4km/3時間/標高差350m」との案内が。テンションMAXの2人は全部登ってしまいそうな勢いですが、スケジュールの都合もあり観光客向けの「天空回廊」のみ楽しむことにします。とはいえ、天空回廊の階段は1445段。東京タワーの外階段が600段なので、なかなかの運動量です。

天空回廊1445段行ってきまーす!
小雨がパラパラと。全体が霧に包まれる前に登らなきゃ
100段ほど登ったところからふもとを見ると……

 天空回廊を100段ほど登ると、駐車場からの景色とはまた違った美しい雲海が見えてきました。めったに見られない絶景に2人とも満面の笑み。早速シャッターを切り始め、まずは自由に、思いのままに、パシャパシャと。

 何枚か撮り終えたところでお互いの液晶画面を見比べると、ほぼ同じ場所から撮った写真でも大きな違いがありました。

ひかるん「雲海ってなかなか見られないですよね、うれしい~!!」
コムロ先生「あ、いいんじゃない!! センスいいね」 ひかるん「げっ、先生の写真と全然違う……!!」

作例:100段目から雲海を望む

撮影:コムロミホ
撮影:瀬谷ひかる

 天空回廊100段目辺りから撮影した雲海の写真、確かに場所は同じですが雰囲気がちょっと違いますね。


風景を撮る場合、まずは“水平”をキッチリ確認するのが大切ですが、ひかるんはちゃんとできていますね。


このカメラ、ファインダーのなかに水平線が表示されるので意識して撮りました!!


構図を決めたら、この場所だったら「手前の大きな木を入れるかどうか、入れるなら何本入れるか(遠近感のメリハリ)」「人工物をいかに外すか(この場合は駐車場)」など、自分の撮りたいイメージに近い絵をズームなどを活用して探しましょう。


なるほど~。風景なので、できるだけ「広く」撮らなきゃ、と思っていました。


早朝の雰囲気をより強調するにはホワイトバランス(色温度)を手動で調節して、“空気の青さ”をイメージどおりにするとよいですよ。


ほんとだぁ。先生の写真、雰囲気がめちゃリアルです!!


あのー、僕の出番は?

登るほどに美しい景色と出会える天空回廊。でも楽し過ぎてなかなか進まない

 アドバイスを1つ聞くたびに、自分の写真がグッとレベルアップするうれしさに笑顔があふれるひかるん、アドバイスするコムロ先生も楽しそうです。

 ……なのですが、ここで1つ問題が。「霧降高原」という地名のとおり、この場所は霧が湧き出る場所。FITのように「心地よい」程度に霧が出てくれれば雲海の絶景を楽しめますが、それ以上に湧き出すと見渡す限り「真っ白」に。ロケ当日の天気予報では「終日真っ白モヤモヤMAX」の見込みでしたが、早起きしたおかげで奇跡的にクリアな視界が得られました。でもそれは一瞬の奇跡、1445段、サクサク登らないと真っ白になりますよ……というスタッフの心配をよそに2人は撮影に夢中です。大丈夫!?

ひかるん「先生、ほんとに楽し過ぎてヤバいです~!!(笑)」
コムロ先生「花を撮るときは“美人さん”を探してみて。あと、背景も大事。上から撮ると背景が全部葉っぱの緑になるけど、下から撮ると背景にも花の色が入ってキレイでしょ?」
アドバイスと実践で、メキメキ写真の腕を上げるひかるん。後ろを見ると、「雲海」が徐々に「雲だらけ」に……

作例:ニッコウキスゲ

撮影:コムロミホ
撮影:瀬谷ひかる


花を撮るときは「美人さん」を探してね。上から撮ると背景が葉っぱの緑だけになるけど、下から見上げるように撮ると背景にも花の色が入ってキレイでしょ。雨に濡れた葉っぱの感じもいいな~。


ほんとだ!! さっき教えていただいたホワイトバランスも調節して、イメージどおりの色にできました!! たのしい~♪

撮影:コムロミホ

 キスゲ平園地の職員さんいわく、「霧降高原」という名前のとおり、特に夏前の梅雨時期は「朝の1~2時間霧が晴れればラッキー」とのこと。このペースだと200段目ぐらいで景色が真っ白になりそうなので(笑)、「絶景の展望台は1000段目辺り、霧に包まれる前に登りましょう!!」と声をかけ合いつつ進みます。

数歩登るたびにシャッターをパチリ。気持ちは分かります(笑)

作例:霧降高原

撮影:コムロミホ
撮影:瀬谷ひかる


あれっ? いつのまにか、だいぶ霧が……(笑)。幻想的な雰囲気を活かしつつ、その1枚の「主役」を何にするか、どこに配置するのか、イメージしながら撮ってみましょう。カメラが持っているいろいろな「モード」を切り換えてみるのも楽しいですよ。


画面のどこに木を置くのかで、印象が全然違いますね。スタッフさんも幻想的に撮っちゃおう(笑)。楽し過ぎる~。

撮影:コムロミホ
撮影:瀬谷ひかる
霧降高原での撮影を満喫した2人。ニッコウキスゲのガラス細工をお土産にして、次の目的地へ向かいます

かわいいニッコウキスゲに続いて、カッコイイFIT CROSSTARを撮ってみよう!!

 短時間でしたが奇跡的に雲海を撮影することもでき大満足の2人。次の目的地は、高原道路を20分ほど進んだ場所にある「大笹牧場」です。車窓からは広々とした牧場をのんびり歩く牛たちが……見えるはずでしたが、濃霧で完全に真っ白!! 安全第一でゆっくりと走りました。

すっかり霧に包まれる大笹牧場
牛さんもマスク着用&ソーシャルディスタンス!?
FIT CROSSTAR撮影会の前に、まずは名物の「ブラウンスイスソフトクリーム」
撮影:瀬谷ひかる

 普段クルマの撮影はあまりしていないというコムロ先生と、普段はクルマの隣で撮られる側のひかるん。今日はそれぞれの感性で、FIT CROSSTARをカッコよく撮ってもらいましょう。実は事前には伝えず、現地についていきなり言われるプチサプライズ企画。どんな写真に仕上がるかな!?

FIT CROSSTARをカッコよく撮ろう~!! ぱちぱち ※許可を得て駐車場の一部をお借りしています
LEDフォグライトと前後のロアガーニッシュがセットでお得な「CROSSTARパッケージ」でバッチリ決まっているFITくん
高輝度シルバーのロアガーニッシュや山の稜線をイメージしたデカールでアクティブな印象に
フロントのロアガーニッシュが力強さをアピール、LEDフォグライトもアクセントに

作例:FIT CROSSTAR×コムロミホ先生

撮影:コムロミホ


あれー……なんだか白いクルマみたいになっちゃいました。こういうときは「モード」を切り換えて……。


ひかるん正解。今日はかなり霧が濃くて日差しも弱いので、暗めに撮るとボディカラーと雰囲気を表現しやすいかも。


先生の撮り方をマネして……、キラキラはもっといっぱい入れて……?


わぁ、いいよ、とってもいい。くるタムもかわいい(笑)

作例:FIT CROSSTAR×瀬谷ひかる

撮影:瀬谷ひかる


クルマを撮るの、とっても難しいけど楽しいです!! 構図とか、色合いとか、いろいろ教えていただいたので、今まで撮った自分の写真とはぜんっぜん違います。たのしい~!!


液晶を動かせるカメラだったら、地面すれすれに構えたローポジションも撮りやすいでしょ。ライトの目力(めぢから)、すごいね(笑)

日光名物 湯葉御膳をいただいて帰路へ

 早朝からいっぱいドライブして写真もたくさん撮影した今回の旅もいよいよ終盤。遅めのランチは日光名物「湯葉御膳」をいただきました。もちろんここでもカメラが登場。はやく食べたい vs. もっと撮りたい、その気持ちよく分かります(笑)。

「ご飯を撮るときはカメラを料理モードにして……」先生に構図などを教えてもらいながら、すっかりカメラを使いこなしているひかるん
いただきまーす!
おいっしい!!

作例:湯葉御膳×瀬谷ひかる(コムロ先生アドバイス)

撮影:瀬谷ひかる


カメラを教えていただいて、とーっても楽しかったです!! ドライブしながら撮影って最高ですね。私も運転免許とろうかな……。


クルマがあると、どこにでも行けるし、今の時期だと「個室」も確保できるし、楽しさが増えるよね。また出かけようね!

やっぱりドライブって楽しいね!
カメラはここにぶら下げると便利 by コムロ先生
帰りは土砂降りになりました(汗

道路使用許可:栃木県警察 日光警察署 第294号