トピック

「運転って楽しいよ!」運転が苦手だったModuloプリティ・山口ミカさんが、N-WGNで万座温泉ドライブを満喫

「Moduloプリティ」の山口ミカさんが万座方面をドライブ

山口ミカさんが運転教習を受けた前編はこちら→ カエライフ「クルマの運転がこわい!? こわさの正体が分かれば運転はきっと楽しくなる!」

 秩父へのドライブ記事では、スーパー耐久シリーズでModuloチームを応援する「Moduloプリティ」の山口ミカさんが、ホンダ「フリードHYBRID Modulo X」のステアリングを握り、同じくModuloプリティの永原芽衣さんを助手席に乗せて、埼玉の秩父神社までドライブ。神様にModuloチームの必勝をお願いしてきた。

 そのときの山口さんの運転には余裕が感じられ、スムーズなものに見えたが、のちに聞いてみると、なんと「実は運転することがこわくて、あのときはすごく緊張していて肩が凝るくらい力が入っていました」という驚きのコメント。

 どうやら緊張をしていても表情や行動などに出ないタイプらしく、いろいろな場面で「落ち着いている」と思われるが、実は「心臓バクバク」なことが多いとのこと。

 そこでホンダアクセスは、カスタムをテーマにしたWebマガジン「カエライフ」で、山口さんの運転上達を目的とした企画を立てた。それがホンダグループの「交通教育センターレインボー埼玉」で行なった運転教習体験だった。

実は「運転がこわい」と思っていた山口さん。運転に自信をつけてもらってこわさをなくしてもらうために、交通教育センターレインボー埼玉で運転教習体験をしてもらった。一緒に写っているのは山口さんに運転を教えてくれたインストラクターの瀬尾友二郞さん

 その模様はカエライフの記事を見ていただくとして「運転が上達したのなら、せっかくだからもう一度ドライブに行きましょう!」(もちろん強制ではありません)と提案したところ、山口さんは「いいですね、行きたいです!」快諾してくれた。

女子らしさがアップした新型N-WGNが待っていた

 ドライブ当日、ホンダアクセス本社に集まった山口さんと、山口さんと仲よしのホンダアクセス広報の猪瀬友紀さん。そして2人の旅のパートナーとして待っていたのは、2019年8月に発売されたばかりのホンダN-WGNだ。

 N-WGNは、ホンダが提案する「New Simple!」というテーマにのもとに、「このクラスのクルマとして大切なもの」を見極めて取り入れており、使い勝手と心地よさを体感できるクルマになっている。

 スタイルも優しい顔つきに堅い線を使わないボディラインなど、なるほど「New Simple!」。どこにいても目立ちすぎず、それでいて個性を感じさせるバランスのよい存在感だ

女子ドライブのパートナーとなるホンダN-WGN。このクルマには純正アクセサリーの「14インチアルミホイール」を装着。カラーはタフタホワイト。価格は2万1000円(税別、1本)。また、フードエンブレムとフロントグリルも装着している

落ち着いた運転でいよいよ運転上級者!?

 純正アクセサリーで「女子ドライブ旅にぴったりなクルマ」となったN-WGNに乗り込んで、さあ、出発! 天気は雨降りだが、チェックしておいたスマホの天気予報では「しだいに晴れ」。N-WGNは青い空が広がる(はずの)信州へ向かった。

 さて、山口さんの運転だが、ホンダアクセス本社から関越自動車道に乗るまでには、交通量の多い国道を走ることになる。運転中の山口さんを見るとなんともないように見えるけど、「ドキドキさのステルス性能」が高い彼女のこと。聞いてみないと分からない。

 声をかけてみると「前よりずっと落ち着いて運転できています。レインボー埼玉で先生に教わったように、まわりをよく見ることと遠くを見ることをやっていると、すごく運転しやすいです」と答えてくれた。山口さんの運転はもともとハンドル操作やアクセル、ブレーキ操作がていねいなので、同乗者にも優しい走りだったがそこに「本物の落ち着き」が加わると、雰囲気はすっかり運転上級者だ!?

恒例(?)の出発の儀。今回のドライブはちょっと距離が長いけど、がんばっていきましょう!
雨のなか、交通量が多い国道を走るが、車両感覚の取り方による車線内の自車位置の確認法や、まわりをよく見て、多くの情報を取り入れるようになった山口さんの運転は安心感のあるものだった
料金所のETCゲートを通過後、本線と合流。以前はここも苦手で「こわい」という意識が強かったようだが、教わったようにしっかり加速して本線とスピードを合わせ、後方を見ながら自然に合流。とてもスムーズだった。教わったとおり正しいシート位置に合わせていて、無理のない運転姿勢になっている
N-WGNには最新の安全運転支援システム「Honda SENSING」が標準装備。N-WGNに初めて乗る山口さんに、ナビシートの猪瀬さんがアドバイスして、適切な車間を取りつつ、先行車に追従走行ができる「ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)」と「LKAS(車線維持支援システム)」を作動
ACCをセットしてしまえば、アクセルから足を離しても前走車と適切な車間を取りながら追従走行してくれる。これには「運転がこわいどころかすごくリラックスできます」と山口さん大喜び

 関越道を信州へ向けて走っていくと、途中いくつものPA(パーキングエリア)やSA(サービスエリア)があり、それぞれが特色を持った建物やお土産、フード類を用意している。それだけに最近はPAやSAに寄ることがドライブ旅の醍醐味の一つになっているが、実は山口・猪瀬組にもお目当てのSAがあった。それが上信越自動車道の横川SA(下り)である。

 クルマを上手に駐車して、2人が向かったのはショッピングコーナー「横川特撰市」にあるスイーツ専門店「Bonheur Rantaro(ボヌール ランタロウ)」の「プレミアムプリン」。横川SA(下り)限定販売の、タマゴ屋さんが作るプリンだ。

 人気商品だけに売り切れの心配もしていたけど無事ゲット。これでミッションコンプリートかと思いきや、そのままショッピングコーナーへ移動。ここで手にしたのは「遠足ポテト」という地元の定番お菓子。ちなみに遠足は「とおあし」と読むそう(※現在は販売していません)。

 お目当ての2品を手にN-WGNへ戻ると、前席ではなく、足もとがとても広い後席へ乗り込み、プリンと遠足ポテトを美味しそうに食べ始める2人。まだ雨がパラパラと降っていたので、ベンチ感覚で使える後席はなかなか便利。でも……このあとお昼ご飯が控えているんデスヨネ。

上信越道の横川SA(下り)に到着。とても広い駐車スペースを持つSAで建物も軽井沢のリゾートを連想させる作り。ショッピングコーナー横川特撰市」では、高崎名物の「だるま弁当」や「とりめし」のほか、有名な「おぎのや」の「峠の釜めし」も販売している
N-WGNにはバックで停めるときにサポートをしてくれる純正アクセサリーの「リアカメラdeあんしんプラス2(ダブルビュー)」が装着されているので、PAやSAの駐車スペースではこれが活躍。駐車の練習をしてコツも教わった山口さんだったが、駐車はまだ苦手だけに「アカメラdeあんしんプラス2」はここで大活躍!
横川SA(下り)でしか販売していない「プレミアムプリン」を求めて、ショッピングコーナー「横川特撰市」にあるスイーツ専門店「Bonheur Rantaro(ボヌール ランタロウ)」へ
次はショッピングコーナーにある地元の定番お菓子「遠足(とおあし)ポテト」を購入。江戸時代に当時の藩主が藩士の鍛錬のために碓氷峠で行なった徒歩競争が、日本のマラソン発祥といわれている
N-WGNの広い後席でさっそくいただく。味のほうは2人の顔を見れば一目瞭然
「あっ」、シートにプリンがこぼれてしまったと、とりあえず置くところを探すと、なんとドリンクホルダーがぴったり。「プリンホルダーだね」と盛り上がる
シートカバーの後ろにはボックスのティッシュを収められ、1枚ずつ引き出せる。シートカバー自体も撥水処理がしてあるので、ささっと拭けてラクチンだ

 目的の一つを達成して再び走り始め、碓井軽井沢IC(インターチェンジ)で降りる。目的地は万座エリアの代表的な宿泊施設である「万座プリンスホテル」だ。こちらで遅めの昼食と日帰り入浴もできる万座プリンスホテル自慢の温泉に入るのが、このドライブのメインイベント。

 碓井軽井沢ICから国道146号を経て鬼押ハイウェー、万座ハイウェーと約1時間ほど走り、万座プリンスホテルへ到着。碓井軽井沢ICから多少距離があるのだけど、道が空いているのと景色がキレイなことから、距離のわりに時間を感じさせないので「もう着いたの?」という2人。

上信越道を走る。レインボー埼玉での教習に加えて、N-WGNの運転支援機能を使うとラクに安全にドライブを進めることができる
碓井軽井沢ICを降りて、鬼押ハイウェー、万座ハイウェーと走る。景色はきれいで空いているので走りやすいが、カーブが連続するので「1年分ハンドルを切った感じです」と山口さん
綺麗な景色のなかを走るのは気持ちよい。ロケ日は9月で東京はまだ暑さが残っていたが、こちらはすっかり秋の空気。ドライブは季節を先取りできるものでもあるのだ

万座プリンスホテルでグルメに温泉に温泉卓球!?

霧が立ちこめる幻想的な風景が2人を迎える。こちらは万座温泉エリアの代表的な宿泊施設である万座プリンスホテル

 駐車場にN-WGNを駐めたら、ホテルの2階にあるチャイナレストランの「錦」へ。中華料理以外のメニューも豊富に用意しているので、2人ともしばしメニューとにらめっこ。そして注文したのは、ホテルオリジナルの「群馬県産やまと豚の湯畑カレー」と「群馬県産キャベツステーキ ビーフシチューソース」。美味しいのはもちろん、ちゃんとボリュームもあるので「お腹いっぱい」にもなれる。満腹は幸せの象徴であるので食事を終えた2人は満足そうな表情。

 さて、次は温泉へと歩いていると、温泉のど定番の「卓球台」を発見。温泉の前にひと汗かきましょうかと、ラケットを借りて「いくよー」と始めると、なんとテンポのよい好ラリーが繰り返される。実は2人とも元卓球部。「こんなの温泉卓球じゃない」というガチなラリーが続いていた。

万座プリンスホテルのレストラン「錦」で昼食。場所柄、山小屋のようなインテリアになっている
ホテルオリジナルの「群馬県産やまと豚の湯畑カレー」
「群馬県産キャベツステーキ ビーフシチューソース」
見た目も楽しい料理に2人は笑顔に。味も「美味しい」ということだった
場所に不似合いなガチ勢襲来。まわりのお客さんものぞき込むほど、リズミカルなラリーの音が響いた。山口さんのレアな表情もいただきました!
ミカリンが万座プリンスホテルで温泉卓球(本気卓球)
試合(?)のあとはようやく温泉へ。万座プリンスホテルは温泉だけの利用もオーケー! 11時から16時まで利用可能で、料金は大人1名1300円。小学生以下の子供は650円。レンタルバスタオル(1枚300円)があるのもうれしい。「こまくさの湯」「しゃくなげの湯」「ななかまどの湯(内湯)」と3つの温泉がある。なお、タトゥーなどがある方の入浴は固く断っているとのこと
温泉を堪能したあとは万座エリアの観光だけど、その前にラウンジにあった「秋のスイーツフェア」というトラップに掛かる2人
ホテルのパティシエが作る「紫芋のモンブランタルトレット」
同じくホテルのパティシエが作る「栗のモンブランロールケーキ」

自分で運転できればいろいろなところに行ける!

 日帰りでもたっぷり楽しめた万座プリンスホテルをあとにして、万座エリアの観光へ。温泉地なので周囲には硫黄のにおいが漂うけれど、そのにおいが強まるのが万座温泉エリアのシンボルでもある「空吹」というスポット。ここは昔は噴火口だったところで、山の中腹から水蒸気を含んだ火山性ガスが吹き出して、自然の力を間近に感じられる。

ここが空吹。硫黄のにおいが強まり、流れ出ている「温泉の川」は川底が硫黄で白くなっている

 ところで万座温泉エリアに入ってからの山口さんの運転だが、碓井軽井沢ICを降りたあたりと比べると、カーブの曲がり方がずいぶんスムーズになっている。

 最初はカーブに対してハンドルを切る量やカーブの終わりに戻すタイミングなどが掴みにくかったようで、カーブの出口付近でふらついたり膨らんだりすることもあったけど、万座温泉エリアまでの約60kmほど山道を走ったあとには、カーブに対して正確にハンドルを操作できている。だから曲線に対してスムーズに曲がれているのだ。

 この変化に「慣れてきたのもあると思いますが、山道でもレインボー埼玉で教わった遠くを見るということをやってみたら曲がりやすくなりました」と山口さん。つまり、次々とカーブが現われる山道では、ついつい直前の道路状況に目線がいってしまうが、少し遠くを意識的に見ることで、次のカーブ状況が少し早く分かる。だから気持ちに余裕を持ってハンドル操作ができ、結果的にスムーズに曲がれるようになったということなのだ。

山道での運転がスムーズになっている。正しい運転法と知識があって、そこに実践が加わったのでメキメキ上達していったのだ

 そうしているうちに最後の目的地である上信越高原国立公園の「鬼押し出し園」へ到着。ここは1783年に浅間山が大噴火したときに吹き出た溶岩に覆われたエリアだ。

 噴火ですべての木々が焼き払われて以来、背の高い木はいまだに生えていないが、溶岩と溶岩の間に積もった土には貴重な高山植物が多く自生している。また、溶岩自体にもヒカリゴケが自生している。そんな園内は散策用の道が整備されているので、溶岩と高山植物、そして浅間山を含む上信越の風景を堪能することができる。

 2人が到着したころは閉園時間に近かったので、手身近に回れる展望台や「惣門」を見学。この惣門とは東比叡山寛永寺にあった表門を昭和41年(1966年)に移設したもので、柱をよく見ると当時の「いくさ」のときについた刀傷や鉄砲の弾が当たった跡が残っていて歴史の凄味を感じさせるものである。

 短い時間だったが鬼押し出しの絶景を堪能した2人。山あいに太陽が沈む景色を背にN-WGNへ戻り、さあ、帰りましょう!

鬼押出し園に到着。まわりの道路から絶景である
園内マップ。すべてをまわるには1日がかり。ハイキングなみに準備がいるかも。ただ、園内を循環するトロッコバスの「鬼トレイン」があるので、高齢者や子供も景色を堪能できる
園内を散策。溶岩の芸術と呼ばれる風景
鬼押出し園の風景。後ろにあるのが「惣門」
浅間山観音堂の屋根が見える。ここも歩いて訪れることができる
天気がいいと浅間山がよく見える
とても充実したドライブになった。山に沈む太陽を見てから2人は帰路に

「運転がこわい」ということから始まったカエライフとトラベル Watch合同のこの企画。第1弾のカエライフでの山口さんの教習を通じて「運転がこわい」と思っている人に「こわくない運転」を知っていただいたと思うし、第2弾の今回では、教習を受けた山口さんが「運転なんてこわくない」ところを見ていただけたのではないだろうか。

 これで大団円なのだが、N-WGNに戻ってひと息つく山口さんからポツリと「自分で運転すればいろいろなところに行けるんですね」という言葉が……!

 多少でも「運転がこわい」と感じていた人からこんな言葉が聞けるのは、控えめに言っても最高のひと言! そう、自分で運転ができると行ってみたいところに行けて、そこで思い出を作れるのだ。

 そんな大切なことを最後に言ってくれた山口さん、ありがとうございました。そして猪瀬さんもお疲れさまでした。ぜひまたどこかに行きましょう!

女子力がアップするホンダアクセスの純正アクセサリー

 2人が乗ったN-WGNには、ホンダアクセスが提案した純正アクセサリーがいくつか装着されていたが、今回の「女子旅」にピッタリな装備が「エレガントカラーコレクション」と名付けられたインテリアアイテムだ。

 いくつかのアイテムを組み合わせているが、軸になるのはシートカバー。落ち着きがあり、キレイで上質さを感じさせるネイビーを基調に、ボルドーピンクを差し色にして、N-WGNのキレイなシンプルさにマッチ。女性らしいお洒落さや清潔感が漂っている。そのほかのアイテムは写真で紹介していこう。

インテリアでは「エレガントカラーコレクション」と名付けられた純正アクセサリーが装着されている。ラインアップはシートカバー、インテリアパネル、ステアリングホイールカバー、シフトノブ、フロアカーペットマット、エンブレム、キーカバー
ステアリングホイールカバーはネイビーの革巻きタイプで、ステッチはボルドーピンクとなっている。手触りもよく、上質さが伝わってくる。価格は9000円(税別)。シフトノブも本革製。カラーもネイビー×ボルドーピンク。価格は7500円(税別)
助手席側のシートカバー背面内部には、ボックスティッシュを収納できるホルダーも装備。なにかと便利なティッシュは、車内に置きたいけど箱そのままでは生活感丸出しなので、この収納はグッド! 1枚ずつスムーズに引き出せる
エレガントカラーコレクションのマークも入る。シートカバーの価格は2万9000円(税別)
エレガントカラーコレクションのシートカバーには助手席に置いたバッグが滑り落ちないようにするためのバッグキーパーが付いている
フロアカーペットマットはブラックにボルドーピンクの縁取り。消臭と抗菌加工も施されている。価格は1万8000円
ボルドーピンクパールの塗色のインテリアパネルが、インストルメントパネルとドアライニングパネルに付く。価格はインストルメントパネル用が1万3000円(税別)。ドアライニングパネル用が1万7000円(税別)
エレガントカラーコレクションのマークにもなっているルージュのイラスト入りのエンブレム。リアのN-WGNのロゴと組み合わせて装着する。価格は3500円(税別)
防水生地を使ったカーゴライナー。ラゲッジルームの活かし方が広がるアイテムだ。価格は1万4000円(税別)
ラゲッジにぴったりはまるラゲッジボックス。濡れたものや土がついたアウトドアグッズなども気にせず入れることができる。価格は1万4000円(税別)
N-WGN専用デザインでインテリアとの一体感がある8インチプレミアム インターナビ。本体価格は18万5000円(税別)

撮影協力:
株式会社プリンスホテル 万座プリンスホテル
NEXCO東日本グループ ネクセリア東日本株式会社
高崎弁当株式会社

道路使用許可:
埼玉県警察 東松山警察署 第1200号
埼玉県警察本部高速道路交通警察隊 事前相談済
群馬県警察 長野原警察署 第4-44号
群馬県警察 高速道路交通警察隊 事前相談済