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SUPER GT&スーパー耐久を戦うチームのために! Moduloプリティの必勝祈願ツアー
- 提供:
- 株式会社ホンダアクセス
2019年3月30日 00:00
お待ちどおさまでした。素敵な女性が登場する企画です。
彼女たちは、2019年のSUPER GTとスーパー耐久でModuloチームを応援する「Moduloプリティ」という、まあ、いわゆる女神さまです。
2019年のModuloプリティは総勢5名で構成されるが、今回、登場していただくのはSUPER GTを担当する永原芽衣さんとスーパー耐久を担当する山口ミカさんだ。
さて、彼女たちModuloプリティにはサーキットでチームに華を添え、ファンの方にModuloチームのよさを伝えていくという大事な役割があるのだが、Moduloには「人の感覚を大事にした上質な走りを提供する」というもの作りのポリシーがあるので、応援していくうえではその部分をよく理解しておきたいところである。
そこでModuloプリティを代表して永原さんと山口さんにある試みを提案した。それがModuloの走りを体験するためにModulo Xでドライブに出かけることだった。
フリードHYBRID Modulo Xに乗って秩父を目指す
ホンダアクセス本社に到着した彼女たちを待っていたのは「フリードHYBRID Modulo X」。このクルマはModuloブランドが培ってきた上質でしなやかな走りを実現するため、ホンダアクセスの「匠」がチューニングを施した特別なフリードだ。
そんな「Modulo」を体験するにはもってこいのクルマに乗って目指すのは、関東のパワースポットである秩父神社で、ここは縁結びの神様として有名なところ。「レースクイーンなら勝負の神様にお願いする方がいいのでは?」と思う人もいるだろうが、彼女たちの役目はチームとファンをつなぎ、応援の力で勝負の運を引き寄せることでもある。ゆえに縁結びの神様でいいのだ。
そして秩父と言えばわらじカツ丼が有名なので、ここでは勝負的なゲン担ぎにカツ丼をいただきましょう!という隙のない?プランを立てつつ、2人はフリードHYBRID Modulo Xに乗り込んだ。
ちなみに運転席に座ったのは山口さん。実は永原さんはクルマの運転免許を持っていないのだ。でも、その分仕事でもプライベートでも「乗せてもらう」側なので乗り心地の評価はおまかせ!である。そして山口さんは運転免許こそ持っているが現在、手元にクルマはない。それだけに今回のような遠乗りは少~し不安だったりする!?
埼玉県新座市にあるホンダアクセス本社から秩父へ行くには関越自動車道を通るのだが、彼女たちにとっては初めて走る道なので運転に集中する意味もこめてカーナビをセット。
フリードHYBRID Modulo Xに付いていたのは「ギャザズ 9インチ プレミアム インターナビ」というモデルで、このナビは音声で目的地設定ができる。そこで「秩父神社」とナビに話しかけたところ「インターナビ・ルート」が最適ルートを示してくれた。
関越自動車道を花園IC(インターチェンジ)で降りて国道140号に入る。交通量はそこそこ多いが全高が1710mmと普通の乗用車よりアタマ1つぶん背が高いフリードHYBRID Modulo Xは、数台が連なって走るような状況でも前方の視界がよい。だから不慣れな道ながら山口さんの運転には余裕が感じられた。
国道140号をしばらく行くとインターナビは埼玉県道路公社が管理する皆野寄居有料道路へ彼女たちを案内したが、ここはETCが利用できない道路なので料金所で一時停車して、係の方に手渡しで通行料金を払う。世代が上の人ならどうってことない事柄かもしれないが、彼女たちの世代ではこの体験はレアケース。ドライブというのは意外な経験をさせてくれるものでもあるのだ。
そして皆野寄居有料道路を走り抜ける。時計は11時ごろを指していたが、この日はちょっと朝が早かったのでお腹もなんとなく減ってきた。そこで秩父神社に行く前に早めの昼食として「わらじカツ丼を食べに行こうか」ということになった。
ところがお店の住所を控えていなかった。そこでナビゲーターの永原さんが信号待ちのタイミングで店名をインターナビに話しかけたら……ばっちり表示してくれたので、山口さんはフリードHYBRID Modulo Xのノーズをインターナビが指示する方向へ変更した。
家のソファに座っているみたい……名言、いただきましたっ!
今回向かったお店は秩父の観光ガイドでも紹介される安田屋さんというところだが、こちらは2つのお店があって彼女たちが向かったのは秩父中心部から奥へ入った秩父郡小鹿町にある店舗。
山あいの道を進むときれいな景色と懐かしい雰囲気のある家並みが見えてくる。そしてお店へ到着。お店は旧道らしい道に面していたので、道は細く家が建ち並ぶ奥まったところにあったが、インターナビはスムーズに案内してくれた。
さて、お昼をすませたところでフリードHYBRID Modulo Xは秩父神社までの間、ドライバー交代。取材担当者がステアリングを握りModuloプリティの2人にはセカンドシートへ座ってもらったのだが、これには理由があった。
Modulo Xの開発にはホンダアクセスの匠に加えて土屋圭市氏がアドバイザーとして参加しているが、土屋氏はフリードのようなミニバンでは、「家族やゲストが乗る2列目シート」の乗り心地を特に重視。テストコースではまず最初に2列目シートに乗り込む。そしてこのポジションでの乗り心地に納得がいかないうちはステアリングを握らないので、匠たちもひときわ気を引き締めて開発を進めているという。つまりこの「2列目に乗ること」はドライブの目的である「Moduloを知る」に欠かせないポイントなのだ。
安田屋さんから秩父神社へは約30分ほど一般道を走行で、小さな山を越えるという2列目シートの乗り心地を体験してもらうにはちょうどよいコースだった。
山あいを抜けて秩父の中心地に入った辺りで感想を聞こうと思ったら、後席で会話が弾んでいた2人から「家みたいだね」「あーそうそう」という声が聞こえた。そこで「なにがです?」と聞いてみるとそれは乗り心地の話だった。
彼女たちはフリードHYBRID Modulo Xの2列目シートの乗り心地を「揺れを感じないしイスも快適だから家のソファに座っているみたい」と表現したのだ。
これは言わせたわけではなく、仕事的な緊張感がまるでない移動中の車内での女の子同士の取り留めない会話に出た一言で、取材担当者が考えていた質問がすべてムダになるくらいシンプル&パーフェクトなコメントだった。
ちなみに前席に座っていたときの印象を伺うとこちらも安定していてクルマから受ける緊張感はなかったとのこと。久しぶりにクルマを運転した山口さんも「最初は緊張したけどすぐ慣れたし疲れも感じなかったです」とのことだった。
そんな話をしているうちに秩父神社へ到着。駐車場へフリードHYBRID Modulo Xを駐めて、徒歩にて正面の大鳥居をくぐり境内へ入る。手水舎で手と口を清めて神門を上がり本殿へ。
ここでModuloチームの健闘とチーム関係者、ファンの方の安全や健康をお祈りしたあと、絵馬を購入してそれぞれがお願いごとを書き込み本殿横にある絵馬掛け所に奉納した。
この絵馬はいつまであるか分からないが、秩父神社へ出かけるときがあったらModuloプリティが書いた絵馬を探してみていただきたい。
ツアーの締めは高いところからの必勝祈願
秩父神社でのお参りがすめばミッションコンプリートだが、ちょっと走り足りない2人は次の目的地をインターナビで検索。向かったのは芝桜の名所で有名な羊山公園。2人が訪れた時期は開花にはまだ早い時期だったので芝桜は見られなかったが、その分空いていて開放感のある園内を満喫。
さらにこの公園には秩父の中心地と山が見渡せる展望スポットがあるのでそこも立ち寄る。秩父は山に囲まれた土地であるので、霧が発生しやすくそれが地表に溜まることから「雲海」が見られる地域で、2人が来たこの場所こそ有名な雲海展望スポットだ。
続いて向かったのは荒川の上流にある浦山ダム。ここは関東の飲料水を取水したり、水力発電を行なったりしている大規模なダムである。
ダム横にある駐車場へ行く途中もつづら折れの山道を通るが、運転にすっかり慣れた山口さんはスムーズに走らせていく。短時間でクルマに慣れたのも、フリードHYBRID Modulo Xの運転しやすさによるものだろう。そして安心感のある運転をしてくれるから助手席の永原さんも落ち着いて乗ることができ、まわりを見回しながら山口さんに声を掛け、運転のサポートができていた。
浦山ダムの見学を終えてクルマに戻るころは日も傾いてきて、山には少し寒い風が吹き始めた。乗り込む前にもう一度ダム湖の広い風景を見る2人。話の内容は取材班には聞こえないが、きっと楽しい会話をしていたことだろう。
ということでModuloプリティ2人のModuloを知るドライブはこれで終了。この日、1日走ってくれたフリードHYBRID Modulo Xから、それぞれが感じ取った「Moduloとは」は、Moduloプリティのコスチュームを着た姿のときに、それぞれの表現でファンの皆さんに見せてくれると思う。
SUPER GTのGT500クラス 64号車、GT300クラス 34号車、そしてスーパー耐久 ST-TCRクラスの97号車の応援とあわせて、Moduloプリティの応援もよろしくお願いします。
撮影協力:秩父市(行為許可 第30-96号)