大分県豊後高田市

　世界的な新型コロナウイルスの感染拡大により、自由にあちこち旅行できない状況が続いています。本誌では、日本や世界の観光地からのメッセージをお届けしていきます。

大分県豊後高田市

豊後高田市観光まちづくり 主査の小池悠介氏

　来年、豊後高田市の昭和の町は20周年を迎えます。

　江戸時代から昭和30年代にかけて、国東半島で一番栄えた町・豊後高田市。しかし、時代の波にとり残され、町は徐々に寂れていきました。

　豊後高田「昭和の町」は、商店街が全盛期だった昭和30年代の賑わいをもう一度甦らせようという願いを込めた場所。平成13年に商店、商工会議所、行政が一体となって取り組んだ「まちづくり」の集大成です。

　今のピンチをチャンスに変えようと、商店主達が商売の原点に戻り、軒先での対面販売にて皆さまをおもてなししています。皆さまに愛される商店街を目指し来年の20周年に向けて頑張ります。

昭和の町並み

昭和の夜台市