若林直樹のトラベルフォトギャラリー

旧市街の寺院(タイ・チェンマイ)

 タイ北部に位置する第2の都市チェンマイは「北方のバラ」とも称される美しい古都だ。町並みは古く、中心地にある「旧市街地」は1.6km四方の城壁に囲まれていた町。そのなかは多岐にわたるお店や多くの寺院が点在する。今回紹介するのは、旧市街地でも人気のある「ワット・チェディ・ルアン」「ワット・チェンマン」「ワット・プラシン」だ。

 少し離れた町のホテルからの移動は「トゥクトゥク」を利用した。値段は目的地を言って交渉。高ければ断り次の「トゥクトゥク」でまた交渉。結構値段はいいかげんだ。乗ったトゥクトゥクの運転手は途中で自分の昼食を購入したりといいかげんだがおもしろい。

「ワット・チェディ・ルアン」では高さ98m、直径54mのチェンマイ最大の仏塔が。周辺の寺院の建物は豪華で美しい。「ワット・チェンマン」は伝統的なタイ様式で建てられ、味わい深いお寺で、かつて宮殿として使われていたらしい。「ワット・プラシン」では、高さ約50mの金色に輝く仏塔(プラマハタート・チェディ)が美しく、周辺の建物や庭園も美しい。どの寺院もなかに入り参拝できるし、素晴らしい装飾を見ることができる。

 チェンマイにはバンコク経由で行くことになり、所要時間は10時間ほどになる。体力があるのなら朝着く便で行けば、時間のロスも少なく観光できるのでお勧めだ。

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若林直樹(STUDIO海童)

雑誌、広告等の仕事の傍ら、ライフワークとして自然や癒される空間を求めて国内外を旅している。撮影対象はICチップからアフリカ象まで幅広い。デジタルカメラは1995年からコンパクトからプロ機までテストレビューに携わる。自宅ではフェレットをこよなく愛し、現在2匹と暮らしている。いつかフェレットの写真集を出そうと企み中。
Webサイトはhttp://kaido.sub.jp/