ボーカリスト琴音の音楽旅
東京のアメリカ、福生に行ってきた! 気軽に味わえるアメリカ旅行気分
2021年11月27日 00:00
水際対策も緩和され、ワクチン接種も進み海外に行ける希望が少しずつ出てきました。
とはいえ、コロナ感染状況により渡航条件が変わったり、帰国後の隔離もあり、気軽に海外に行けないのは変わりありません。
私は2020年5月にアルゼンチンから帰国しましたが、その前に予約して支払い済みだった航空券が乗り継ぎのパナマで乗り継ぎ禁止に。
払い戻し申請をしましたが、半額しか戻ってきませんでした。というわけで海外大好きな私ですが、まだまだ海外渡航には慎重になっています。
が、やっぱり海外に行きたい! そんな気持ちが高まって近場で海外を味わえる場所はないか?と思い、米軍横田基地のあるアメリカンな街、福生に行ってきました。
まずは拝島駅からスタート! 横田ベースサイドストリート「デモデダイナー福生」で一息
東京都出身、在住の私ですが福生には初上陸。拝島駅で下車し、国道16号線の「横田ベースサイドストリート」を目指します。
まず最初に入ったのは「デモデダイナー福生」これこれこれこれ!! 私はこういうのを求めていたのよぉぉぉ!!と、アメリカンな雰囲気に涙が出そう。
アメリカのダイナーをイメージした店内は、まさに日本にいるのか分からなくなるほどのリアル感。
この日はアメリカっぽいものを食べたい気分だったので、アップルパイとコーヒーを注文しました。
パリッとしたタイプのパイではなく、しっとりしたパイ生地でアメリカのお母さんが作ってくれたような素朴な食感です。
温かいアップルパイと冷たいアイスクリームの最高の組み合わせ。フワフワのホイップクリームがアップルパイとアイスクリームを優しくつないでくれます。
本物のアメリカンダイナーには行ったことないけど、アメリカでクルマを運転して立ち寄ったダイナーで一息、という気分になりました。
カップルで買い物にもオススメのセレクトショップ「RAYDY」「LIEON SHARE」
続いて入ったのは古着やセレクト、オリジナル商品を扱う洋服屋さん「RAYDY」。
隣接のメンズショップ「LIEON SHARE」は入り口は別ですが、店内でつながっているのでカップルで来ても一緒に買い物を楽しめそう。
トレンドを押さえつつも、ちょっと個性的なお洋服に出会えるRAYDAY。試着したお洋服すべて着心地がよかったので、丁寧にセレクトしているのが分かります。
店内の内装も凝ってて、1つずつじっと見たくなってしまいました。たくさん試着してスカートとパンツを購入。
流行も気になるけど、人と同じはちょっと……という方にオススメしたいお店です。
メルヘンな雑貨に出会える「TABASA」&アメリカンな雑貨屋さん「April Flash」
もう少し横田ベースサイドストリートを福生駅方面に進んでいくと、メルヘンな雰囲気の漂う雑貨店「TABASA」がありました。
なかに入ってみると、クリスマス雑貨やお菓子、カフェインレスの紅茶など身体に優しい食品も。
缶入りクッキーがかわいく過ぎて即決、カフェインレスティーも、ほかのお店であまり見かけないフレイバーを購入してみました。
クリスマスのオーナメントもよい感じ。お店の外観もめちゃくちゃかわいくて、撮影などでも使用されたそうです。
そして、続いてアメリカンな雑貨店「April Flash」にて、かわいい靴下とジッパーバッグ、エアーフレッシュナーを買いました。
人に食べ物をお裾分けするときに、かわいいジッパーバッグで渡したいんですよね。靴下はユニコーン好きなので迷わず即決しました。
絶品もちもちフレッシュベーグル「Hoop」
そういえば、パンを切らしてたっけ、とベーグル&カフェの「Hoop」に立ち寄りました。
むむ、なにやらベーグルがほかのお店より大きい。やっぱりこれがアメリカンサイズ?
店内のイートインで食べられるサンドイッチも魅力的でしたが、この日は持ち帰りで五穀のベーグル、全粒粉のベーグルを購入しました。
後日、朝食にいただきましたがすごくもちもちしていて美味し~い。五穀もクセがなく食べやすいし、全粒粉は香ばしさが最高でした。
ノスタルジーな気分になる古着屋さん「SPECE OF TIME」
続いて出会ったのはメンズ、レディース古着を扱う「SPECE OF TIME」という古着屋さん。
メンズも扱っているので、こちらもカップルで来てもそれぞれ洋服を見ることができそう。
お店のお姉さんもかわいくて会話が弾み、試着しまくって歌のお衣装にピッタリなジャンプスーツと、赤のチェックのワンピースを購入しました。
なんだか70~80年代のアメリカにタイムスリップしたみたい。
屋台風の店構えがかわいい「カオマンガイ16号」でタイ料理ディナー
そろそろ暗くなりお腹も空いてきたので、屋台風外観がかわいいバンコクタイ料理「カオマンガイ16号」に。
1人なのでそんなに食べられないかな、と思ったのですが、店員さんが持ち帰りもできますよ、と言ってくれたのでたくさん注文しました。
タイの紅茶ムスリムティー、プーパッポンカリー(ワタリガニのカレー炒め)、ソムタム(青パパイヤのサラダ)、ライスを注文。
このムスリムティー、紅茶の香りが豊かで驚きました。そして、ライス、プーパッポンカリー、ソムタムの食べ合わせが最高で止まらない。
この量をすべて食べ切ってしまうのはおデブまっしぐらでは!? 危険よ、琴音! あぁ~魔のトライアングルに飲み込まれていく~。
とはいえ、プーパッポンカリーが濃いめの味付けだったので、すべては食べきれず少しお持ち帰りにしました。お腹いっぱい大満足です。
まさかのジャムセッション参加、Jazz bar「MOON TAM」
たくさん買い物もして、美味しいご飯も食べて、そろそろ帰ろうとJR福生駅を目指していると、駅付近にネオンの輝きが。
どんな飲み屋さんがあるのかな?と興味本位で少し歩いてみたら、Jazz bar「MOON TAM」の看板を発見しました。
出演者は誰だろう?と見てみると、知り合いのジャズギタリスト西村俊哉さんが出演のジャムセッション。
私はシャンソン、ジャズなどを歌う歌手活動をしているのですが、以前、西村さんと共演したときに演奏がとても素敵だったので飛び込みでMOON TAMに入ってみることにしました。
ジャムセッションとは、お客さんも演奏してセッションできちゃうんです。
この日もリコーダーや大正琴でジャズを演奏する方、自作の訳詞で洋楽をお歌いになる方、甘いボイスでスタンダードを歌い上げる方など、なかなかの強者揃い。
私も参加させていただき、数曲歌わせてもらいました。飛び込みだったので私は譜面を持っていなかったのですが、ベテランギタリストの西村さんはさまざまな曲を色んなキーで覚えているので、ササッと対応してくださいました(いったい何百曲覚えているんだろう……)。
久しぶりに生音に触れて、生音で歌わせていただき、とても楽しい夜になりました。
最後にはお店にあった西村さんのファンクラブ?ハッピやうちわも出てきて、爆笑しながら撮影会。まだまだ感染予防に油断はできないけれど、今までどれだけ抑圧されたなかにいたのかと実感しました。
福生Jazz bar MOON TAM、初めて行ったけどアットホームな雰囲気で大好きになりました。私は今後11月26日、1月12日に日暮里Bar Portoにてライブが決まっています。
もしこの記事を読んで興味を持ってくださった方、ムリのない範囲で気軽にお足を運んでいただけたらうれしいです。