JALふるさとアンバサダー/応援隊に聞く地域愛
鹿児島県大隅半島の最南端の地で生まれたJALオリジナルクラフトビール「Honesty」を南大隅町の魅力とともにご紹介
2025年2月6日 12:00
全国各地に拠点を持つJALは、地域活性化の取り組みを継続的に実施してきており(現在は「JALふるさとプロジェクト」)、2020年8月には社内公募で選ばれた客室乗務員が現地に移住して、それぞれの地域での取り組みを推進する「JALふるさとアンバサダー」を発足しているほか、同12月には乗務しながら地域活性化に携わる「JALふるさと応援隊」を任命している。故郷や縁のある地域に対して、客室乗務員として培ってきた知見を活かした商品開発や地域課題の解決などを展開する狙いがある。
今回お話を聞いたのは、鹿児島でクラフトビールの商品化に携わるJALふるさとアンバサダーの吉村真鈴さん。
――取り組みについて教えてください。
こんにちは! JALふるさとアンバサダー鹿児島地区担当の吉村です。
このたび、大隅半島最南端の南大隅町に佇むクラフトビール工房「Honey Forest Brewing」とコラボレーションし、JALオリジナルクラフトビール「Honesty」を開発いたしました。
協業先の株式会社Honey Forest Brewingは、“本土最南端である南大隅町で地域を盛り上げたい”という思いのもと、一人の女性により立ち上げられた、小さなビール工房です。そんな女性ブルワー(相羽ゆかさん)の想いに私も共感し、南大隅町を含めた半島地域の活性化につながるお手伝いがしたい、と取り組みがスタートしました。
このクラフトビールをきっかけに鹿児島の自然豊かな半島の魅力を知っていただき、多くの方々に実際に足を運んでほしい!という強い想いで、相羽さんと何度も話し合いを重ね、「Honesty」を作り上げました。
また、この南大隅町は、南国を感じる温暖な気候と雄大な自然が魅力のまちで、さんさんと降り注ぐ太陽の陽を浴びて育った、柑橘系フルーツが特産品です。全3種類のクラフトビールは、このまちで採れた「辺塚だいだい」「大将季(だいまさき)」「たんかん」を使用しています。
――この取り組みにはどのように関わっているのでしょうか。
このクラフトビールの副原料となる柑橘の選定をはじめ、ネーミングやラベルデザインの考案に携わり、南大隅町の雄大な自然資源や観光資源の魅力を伝えたいという思いで試行錯誤しながら企画に携わりました。
ネーミングは「地域活性化に貢献できる美味しいビールを作りたい!」という相羽さんの誠実でまっすぐな人柄から、「Honesty」と命名しました。全3種類それぞれに副原料として自家養蜂の日本みつばちの百花蜜を使用しているため“Honey”ともかけています。
さらに、大隅半島のイメージにあわせて「~星空ALE~、~最南端ALE~、~南風ALE~」とサブタイトルにもこだわっています。
ラベルデザインには「旅への好奇心」をキーワードにスーツケースを持った旅人が南大隅町を代表する観光名所の「雄川の滝」や「佐多岬」「諏訪神社」を観光しているデザインに仕上げました。
こだわり抜いて完成させた「Honesty」を、ぜひ飲み終わったあともラベルを眺めてお楽しみいただきたいです。
――今後の展開・展望について教えてください。
「Honesty」は2024年11月より、醸造所併設のHoney Forest Brewing店舗、公式オンラインショップ、楽天市場店で販売を開始しました(今後、JALふるさと納税でも取り扱い予定です)。
また、2月14日~15日の2日間、伊丹空港内で開催される空港マルシェ「ITAMI空の市 大隅編」にも出品します。
ITAMI空の市は、伊丹空港を拠点とするグループ会社のJ-AIRが主催しており、生産者さまの想いの詰まった大切な商品を就航各地から仕入れ・輸送・販売まで一気通貫で行なう人気のマルシェです。今回の「ITAMI空の市 大隅編」では、食の宝庫である大隅半島の選りすぐりの商品をたくさんご用意しております。
当日は私も大隅半島の特産品の魅力をお届けするスタッフとして参加予定です。皆さまのお越しをお待ちしております!
――旅行者に向けてメッセージをお願いします。
このJALコラボクラフトビール「Honesty」を通して、南大隅町に興味を持っていただき、鹿児島の大隅半島の最南端まで足を運んでいただけるとうれしいです。想像を超える美しい自然の光景と美味しい食が皆さまを迎えてくれるはずです。
また、「Honesty」はフルーティーな飲み口のクラフトビールですが、性別問わず幅広い世代の方々に楽しんでいただけるように仕上がっています。JALセレクションロゴの入った期間限定商品ですので、この機会を逃すことなく記念品や友人・家族へのお土産、自分へのちょっとしたプレゼントにいかがでしょうか?