旅レポ
アクティブすぎるハワイツアーに参加してみた(その2)
カウアイ島の絶景海岸ナパリ・コーストを「99%イルカに出会える!」高速ボートで海から満喫
(2015/7/18 00:05)
ハワイのカウアイ島を空から楽しんだ翌日は、海から楽しむというプランになっていた。この2日目から登場したのが、カウアイ島で現地ガイドを行なっているBobby Nagao(ボビー・ナガオ)さん。ボビーさんは、日本語が堪能な現地ガイドで、写真撮影などもサポートしてくれる、とにかくパワフルなガイド。そのボビーさんのサポートで、カウアイ島の絶景海岸であるナパリ・コーストへ向かうことになった。
カウアイ島は直径約50kmのほぼ円形の島。昨日到着したリフエ空港は南側、ナパリ・コーストは北側にあり、ちょうど対角線上に位置している。ホテルはリフエ空港近くだったため、50号道路を西へ向かう。なるべくナパリ・コースト近くからボートに乗って出発したいため、「KIKIAOLA HARBOR」までクルマで移動した。
50号の景色を見ていたが、行き交うクルマの速度が速く、交通量も多い。オアフ島ではレンタカーを運転したことがあるが、それよりも難易度は高く、ちょっと自分では運転したくないなという感じだ。
KIKIAOLA HARBORからゾディアックに乗って北上
KIKIAOLA HARBORに到着したら、ゾディアックと呼ばれる空気で膨らませるタイプのボートが待っていた。現地の人がゾディアックと呼んでいたからゾディアックと表記するが、空気で膨らませるインフレータブルボートのトップメーカーがフランスのZODIACで、すっかり一般名称となっているようだ。東南アジアでバイクが“ホンダ”と呼ばれているようなものだろう。
今回乗ったゾディアックには、スズキの船外機「DF140」が2基装備されており、出力は計280PS。ちょっとしたスポーツカー並みの出力となる。実際、そのスピード感はすさまじく、美しいハワイの海の上を飛ぶように進んでいく。
ガイドのボビーさんによると、このツアーでは「99%イルカに出会える!」とのこと。クジラがハワイに近づく季節(主に冬)になると、クジラに出会えることもあるそうだ。
カウアイ島を右に見ながら進んでいくと、とあるポイントでイルカの群れに遭遇。それも1度ではなく、2度、3度と遭遇することができた。イルカはとくに人間の存在を気にすることもなく、優雅に泳ぎつつ、そして去って行った。この辺りは、実際の映像を見てもらえればと思う。
イルカに遭遇後は、一段とスピードアップしカウアイ島沿岸を北上。ナパリ・コーストエリアに到着すると、崖の下部にできた洞窟にゾディアックを入れつつ見学できたり、崖の間近に寄ることで自然の造形を確認できたりなど、空とはまた異なるカウアイ島の自然を満喫できた。
午前中にナパリ・コーストを海から見たら、海からしかアクセスできない「NUALOLO KAI AREA」で昼食。昼食前には、以前は現地の人が住んでいたというNUALOLO KAI AREAを見学し、食後は少しだけ海に入ることができた。よく考えると、ハワイに来て初めて海に入ったわけだ。
10分ほどの休憩を挟んで、KIKIAOLA HARBORへUターン。今日のアクティビティはこれで終わると思いきや、午後から山に向かい、山から絶景海岸ナパリ・コーストを見るらしい。その3では、山から見えるはずだったナパリ・コーストをお届けする。