【イベントレポート】ツーリズムEXPOジャパン2015

ハワイのPRに妖怪ウォッチのジバニャン登場、最終日はキッズも楽しんだBステージ(その3)

2015年9月24日~27日 開催

 ツーリズムEXPOジャパン最終日となる9月27日のBステージは、世界の伝統音楽や舞踏だけではなく、子供に人気の妖怪ウォッチのキャラクター「ジバニャン」が登場するなど、家族連れで楽しめるステージが展開された。今回は9月27日午前中に行なわれた3ステージの模様をお伝えする。

ハワイ州観光局キッズ親善大使ジバニャン ステージ

ジバニャン達がハワイの観光スポットを巡るアニメーションを上映

 アニメ「妖怪ウォッチ」の人気キャラクター「ジバニャン」が登場するということもあり、観客席には子供を連れた家族が目立った。ステージが始まると、まずはジバニャンと仲間達がハワイを旅するアニメーションを上映。ハワイ各島の観光スポットなどを面白おかしく紹介した。ジバニャンは、2015年3月にハワイ州観光局キッズ親善大使に就任し、ハワイのPR活動をしている。今回のステージは、ハワイ帰りという設定でアロハシャツを着て登場した。

 「ゲラゲラポーのうた」を会場一体になって歌った後は、リズムゲームで盛り上がった。会場を半分に分けてのゲームは引き分けで決着。ゲームのあとはジバニャンについてのクイズを会場の子供たちに出題した。最後は「ようかい体操第二」を子供たち踊り、大いに盛り上がった。

お姉さんに呼び込まれ、ジバニャンが登場
「ゲラゲラポーのうた」で子供たちも盛り上がり、会場が一体になった
ゲームやクイズなど、観客席の子供も楽しめるステージで大いに盛り上がった

ミャンマーの旅をはじめましょう

 ミャンマーのステージパフォーマンスは、ミャンマーに古くから伝わるさまざまな部族の伝統的な衣装を着て踊る伝統舞踊が4曲。まずは、中年男女のコミカルな駆け引きを表現した伝統舞踊。結婚式や誕生日などのおめでたいイベントでは必ず行なわれ、その場の雰囲気を盛り上げるという。

 続いて、在日シャン民族文化協会のメンバーによる「雌のカナリアの踊り」と「羊の踊り」を2曲続けて披露。この2曲は宗教的な深い意味があり、正月や記念日などに踊られるという。

 最後は、ミャンマーからの留学生が、水掛け祭の踊りを踊った。水掛け祭は、4月の新年になる前の4日間行なわれる祭で、水を掛けることで1年の埃を洗い流す意味があるという。

中年男女の駆け引きをコミカルに描く伝統舞踊
在日シャン民族文化協会メンバーによる雌のカナリアの踊り
羊の踊り。頭部は鹿とのこと。日本の獅子舞のように2人で踊る。お札を食べさせると縁起がよいらしく、何人もの観客が千円札を食べさせていた
ミャンマーからの留学生による水掛け祭の踊り

パラオダンス

 パラオのステージは、力強く足踏みしながら練り歩くオギワル州の戦士のダンスを披露。戦う前に戦士によって行なわれるダンスで祖先に呼びかけ、祖先が彼らを祝福して、戦いを勝利に導くと信じられているという。

祖先の魂に呼びかけ、勝利を導くというオギワルの踊り
(政木 桂)