イベントレポート
【ツーリズムEXPO 2019】「ツーリズムEXPOジャパン2019 大阪・関西」が閉幕。ワールドマスターズゲームズ・万博に向けて大きな道筋ができたと田川委員長
2019年10月28日 10:51
- 2019年10月24日~27日 開催
日観振(日本観光振興協会)、JATA(日本旅行業協会)、JNTO(日本政府観光局)による共催で、10月24日から4日間にわたり、インテックス大阪(大阪市住之江区)で開催された世界最大級の旅イベント「ツーリズムEXPOジャパン2019 大阪・関西」が10月27日にフィナーレを迎え、会場内Aステージで閉会式が行なわれた。
主催者を代表して登壇したツーリズムEXPOジャパン実行委員会 委員長の田川博己氏は、「大好評のうちに無事に終了できました。世界100か国、日本各地から集まっていただき、新しい旅のカタチをご覧いただけたのでは。大阪は食・笑いなどいろいろなことを含めてイベント大好きな人が集まっている地域だと思います。そのパワーに圧倒された4日間でした」と振り返った。
そして「2021年にはワールドマスターズゲームズ2021関西、2025年に大阪関西万博(2025年日本国際博覧会)という世界が注目する大きなイベントが目白押しであり、その成功に向けて大きな道筋ができたと確信しています。今後も大阪・関西の流れをしっかり応援し続けていくことをお約束します」と話し、あいさつを終えた。
続いてオフィシャルスポンサーを代表して、ジェーシービー 代表取締役会長 兼 執行役員社長の浜川一郎氏が登壇。同社がJATA(日本旅行業協会)による海外への観光需要を喚起するイベント「JATA旅博」のころから10年連続でスポンサードしてきていることに触れ、「関係者の努力で毎年内容が充実、進化していることに敬意を払う」と述べた。
UNWTO(国連世界観光機関)による調査では、2018年の国際観光客到着数と観光収入はアジア太平洋地域がいずれも前年比7%増ともっとも伸びが高く、世界全体をけん引していることを紹介し、「成長するツーリズムの祭典を日本で開催する意義が大変大きく、ジェイシービーは今後もツーリズムEXPOジャパンと世界のツーリズムに少しでも貢献できるよう微力ながら努力していきたい」と語った。
このあとブースグランプリ各賞の表彰式が行なわれ(別記事にて詳報)、受賞者や関係者、さらに出展企業・団体のマスコットキャラクターなどが勢揃いし、グランドフィナーレとなった。
これまで東京・有明の東京ビッグサイトで毎年開催してきたツーリズムEXPOジャパンだが、東京オリンピック・パラリンピック開催関連の影響で、2019年は大阪での開催となり、2020年は「ツーリズムEXPOジャパン2020 沖縄リゾート展」として、沖縄での開催が決まっている(関連記事「『2019年大阪・関西』から『2020年沖縄』へバトンタッチ。『ツーリズムEXPOジャパン2020 沖縄リゾート展』は2020年10月29日~11月1日、宜野湾エリアで開催」)。