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国交省、「道の駅」に新たに14駅を登録し1093駅に

平成28年熊本地震への支援事例も紹介

2016年5月10日 発表

今回登録された道の駅「うご」のイメージ

 国土交通省は5月10日、新たに14駅を「道の駅」に登録したと発表した。道の駅は合計で1093駅となる。道の駅は1993年に創設された制度で、市町村等からの申請に基づいて国土交通省道路局が登録を行なっている。

 今回登録となった道の駅は以下のとおり。

・「うご」 秋田県雄勝郡羽後町西馬音内中野200、一般国道398号
・「しょうない」 山形県東田川郡庄内町狩川外北割97-1、一般国道47号
・「猪苗代」 福島県耶麻郡猪苗代町堅田五百苅1、一般国道115号
・「ましこ」 栃木県芳賀郡益子町長堤2271、主要地方道つくば益子線
・「つる」 山梨県都留市大原88、市道大原線
・「清流の里しろとり」 岐阜県郡上市白鳥町向小駄良693-2、一般国道156、158号
・「熊野・花の窟」 三重県熊野市有馬町137、一般国道42号
・「田切の里」 長野県上伊那郡飯島町田切2598-1、一般国道153号
・「神戸フルーツ・フラワーパーク大沢」 神戸市北区大沢町上大沢2150、主要地方道山田三田線
・「かつらぎ」 奈良県葛城市太田1257、一般国道166号
・「びんご府中」 広島県府中市府川町230、市道府川11号線
・「すいかの里 植木」 熊本市北区植木町岩野160-1、一般県道329号原植木線
・「芦北でこぽん」 熊本県葦北郡芦北町佐敷443、主要地方道芦北球麿線
・「慈恩の滝 くす」 大分県玖珠郡玖珠町山浦618-24、一般国道210号

新たに登録された14駅

 また、平成28年熊本地震に関して、被災地隣接の道の駅が緊急避難者の受け入れや、被災地の救援などの支援をしていることが発表された。

「あそ望の郷くぎの」では、自衛隊の前線基地となっているほか、アウトドア情報発信基地があるため一時避難にテントを貸し出して避難所として活用、支援物資配布や炊き出しも行なっている。「小国」や「阿蘇」では被災地に向かう緊急車両の中継基地として利用。「竜北」「大津」「水辺プラザかもと」「宇城」では駐車場を車中泊場所として活用している。

自衛隊の前線基地とした「あそ望の郷くぎの」
「あそ望の郷くぎの」ではテントを張って避難所としても活用
駐車場を車中泊場所とした「竜北」
炊き出しや支援物資配布場所として活用する「大津」

(編集部:正田拓也)