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成田空港交通、バス車内に音声翻訳機能付き乗車券販売機

2016年4月19日~5月18日 実証実験

音声翻訳機能付き車内乗車券発売機(運賃箱)の外観(例)

 成田空港交通は、4月19日から5月18日までの間、成田空港発着の空港連絡バスの車内において開発中の音声翻訳機能付き車内乗車券販売機(運賃箱)の実証実験を行なう。搭載バスは1台で、千葉県内や神奈川県までの4路線で使用する。

 実証実験では、バス乗務員や乗客に実際に利用してもらうことで検証を行ない、本格導入に向けて検討を進める。対応する外国語は英語、中国語(簡体字/繁体字)、韓国語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語、ロシア語、タイ語、インドネシア語の12言語。

 バスは1台だが運用が固定されていないため、千葉線(成田空港~海浜幕張駅・稲毛海岸駅)、つくば線(成田空港~つくばセンター・土浦駅)、藤沢線(成田空港~戸塚・藤沢駅・辻堂駅・茅ヶ崎駅)、松戸・柏線(成田空港~柏の葉キャンパス駅・柏駅)などで運行し、車両検査などで運行しない日もあるという。

(編集部:正田拓也)