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道東道 白糠IC~阿寒IC間が通行料無料で3月12日開通

ブランドさんま「青刀さんま」などの出荷に好影響を期待

2016年3月12日 開通

道東道 白糠IC(インターチェンジ)~阿寒IC間が3月21日に開通する

 国土交通省北海道開発局は3月12日に、道東自動車道 白糠IC(インターチェンジ)~阿寒IC間(14km)を通行料無料で開通する。合わせて、一般国道 38号・44号「釧路外環状道路」 釧路西IC~釧路東IC間(約9.9km)も開通する。

 道東道は、道央自動車道 千歳恵庭JCT(ジャンクション)から分岐し、北海道東部へ横断するように走る高速道路。2015年3月29日に浦幌IC~白糠ICが開通しており、今回の白糠IC~阿寒ICの開通によって、千歳、帯広、釧路と空港が位置する都市を接続する。

 また、釧路市~札幌市の所要時間を、夏期は4時間43分から4時間27分へと16分短縮、冬期は5時間38分から5時間20分へと18分短縮する時短効果が見込まれており、道東エリアのブランドさんま「青刀さんま」「青鱗さんま」「大黒さんま」「日帰りサンマ」「一本立ち歯舞さんま」などの関西向け輸送日数も短縮できる。すでに過去の開通によって大阪市場における道産シェア向上が起きており、さらなる効果を見込めるという。

道東のブランドさんまの出荷への好影響が期待できる

(編集部:谷川 潔)