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小田急、2016年3月のダイヤ改正より特急「ロマンスカー」を海老名駅と伊勢原駅に停車

2015年8月28日 発表

小田急の特急「ロマンスカー」に使用されているVSE(50000形)

 小田急電鉄は、2016年3月のダイヤ改正より、特急「ロマンスカー」を小田急小田原線 海老名駅と伊勢原駅に停車させると発表した。

 海老名駅には、日中時間帯を中心に上下それぞれ1時間に1本程度。伊勢原駅には、朝方下りおよび午後の上りに数本の停車を予定している。

 同社によると、特急停車の理由として、海老名駅に関しては「3路線が乗り入れする神奈川県央地域のターミナル駅であり、近年の圏央道開通や駅周辺地域の開発の進捗により地域の魅力が著しく向上し、今後は小田急による海老名駅間地区の開発なども控えている。特急停車によるさらなる交通利便性の向上により、地域の発展に
寄与していく」とのこと。

 また、伊勢原駅に関しては「神奈川県の『新たな観光の核づくり構想』地域に認定されている『国際観光地・大山地域(神奈川県伊勢原市・秦野市・厚木市)』の最寄り駅であり、2015年月には大山ケーブルカーの新型車両が運行を開始するなど、観光地としての魅力の向上が進んでいる。また、ミシュランが発行している旅行ガイドブック『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』改訂第4版(フランス語)では、『大山』が1つ星として、『大山阿夫利神社からの眺望』が2つ星として紹介されており、特急停車により国内外からの観光利用客の獲得を進めたい」としている。

(編集部:柴田 進)