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広島・呉~松山航路に新造高速船「リニアジェット(仮称)」2026年4月導入へ。瀬戸内海汽船初、船名を一般公募

2025年7月15日~8月15日 募集
広島・呉~松山航路に来春導入の新造高速船「リニアジェット(仮称)」の船名を一般公募

 瀬戸内海汽船は、広島・呉~松山航路に新造高速船「リニアジェット(仮称)」を2026年4月から導入する。これに伴い、新造高速船の船名を一般公募で決定する。募集期間は7月15日~8月15日。

 創業80周年記念企画の第1弾として行なうもので、船名の一般公募は同社初の試み。今回導入を決定した新造高速船は、広島・呉~松山航路の新たな主力船として、現行の「スーパージェット」に代わる次世代型高速船になるという。決定した船名は9月上旬に公式サイトで発表予定。採用者には直接通知し、旅行商品券3万円分と記念品の贈呈、就航式への招待を行なう。

 新造高速船はドイツの推進器メーカー・フォイトの「フォイト・リニアジェット」を採用し、高速航行と燃費のよさを両立したエコな船舶。全長31.5m、全幅7.0m、深さ2.6m、総トン数約120トン。旅客定員は約100名。船内にはインフォメーション、運航情報モニタ、フリーWi-Fi、多目的トイレ、モバイル用電源を設備する。

新造高速船「リニアジェット(仮称)」船体デザインイメージ