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大阪市交通局、長堀鶴見緑地線、堺筋線、中央線、御堂筋線、谷町線で車内デザインを一新

「明るさ・親しみ・楽しみのある車内」をコンセプトに

2015年6月25日 発表

 大阪市交通局は6月25日、地下鉄の車内のデザインを7月下旬より順次一新すると発表した。同局が運行している地下鉄線車両の131編成のうち86編成を対象に行なう。

 デザインは、「明るさ・親しみ・楽しみのある車内」をコンセプトにし、車内デザインに「路線の特徴」「沿線の魅力」「路線ごとのカラーイメージ」を取り入れる。長堀鶴見緑地線で1列車目の運行を開始し、堺筋線、中央線、御堂筋線、谷町線の順で導入していく予定。なお、長堀鶴見緑地線では、外観にもさくら色のワンポイントを入れる。

御堂筋線

 御堂筋線の号線カラーでもある「赤色」で「大阪市営地下鉄の大動脈」を表し、御堂筋の伸び行く「新緑のイチョウ並木」で大阪の「にぎわい」を表現。

御堂筋線の車内更新デザイン

中央線

 「朝日の昇る生駒山」から「夕日の沈む大阪港」へ、号線カラーの「グリーンベルト」でつなぎ、その周りをかわいい「さかな」が泳ぎ回るデザインで「明るく」「かわいい」車内を表現。

中央線の車内更新デザイン

堺筋線

 沿線には、大阪らしい観光施設が多くあり、その中で開園100周年を迎えた天王寺動物園の動物たちが乗客を出迎える、車内に「楽しさ」を表現。

堺筋線の車内更新デザイン

長堀鶴見緑地線

 沿線には、大阪を代表する公園である鶴見緑地公園と大阪城公園があり、また、長堀通の持つ華やかなイメージから、車内に咲き誇る「さくら」で、「華やいだ」空間を表現。

長堀鶴見緑地線の車内更新デザイン

編集部:柴田 進