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JR東海「＃東京ゾクゾク」で新幹線＋観光プラン続々販売。池松壮亮が非日常旅に“ゾクッ”とする新CMもスタート

安田剛

2025年3月6日 14:16

2025年3月5日発表

JR東海が東京への旅行需要を喚起する新キャンペーン「＃東京ゾクゾク」を発表

　JR東海は3月5日、東京への旅行需要を喚起する新キャンペーン「＃東京ゾクゾク」の発表会をイマーシブ・フォート東京（東京都江東区青海1-3-15）で実施した。

　同キャンペーンは「人々が東京に訪れる際の高揚感、旅で得られる『刺激』や『感動』を表した感情面での『ゾクゾク』と、多面的な観光プランを『続々』と提供」し、何度来ても新鮮で、心震える体験ができる東京への旅を提案するもの。

　同社が従来から展開している「そうだ京都、行こう。」「いざいざ奈良」などと同様、今後も継続的に実施していくとしており、まずは「夜景」「没入体験」「歴史街歩き」の3テーマを設定、観光プランやコンテンツを用意する。

　同社の予約サイト「EX旅先予約」では、発表会会場となったイマーシブ・フォート東京の体験チケットや東京スカイツリーの展望デッキとカフェのセット入場券などを用意するほか、旅行会社各社において「＃東京ゾクゾク旅」（選べる体験付旅行商品）として、東海道新幹線の往復と宿泊施設、体験コンテンツがセットになった旅行商品を発売する。

　また、キャンペーンCMには俳優の池松壮亮さんを起用。3月8日から放映される第1弾「＃東京ゾクゾク『夜景』編」では、渋谷スクランブルスクエアの展望施設「渋谷スカイ」から見る都心の夜景を背景にゾクッとする瞬間が捉えられている。

　主催者を代表して挨拶した東海旅客鉄道執行役員営業本部長榊原篤氏は、まず東京について「ゾクゾクするものが続々と出てくる街」だと前置き。その魅力は「最先端の流行から歴史あるスポットまで、行くたびに新しい非日常が味わえる、そんな新鮮な街」であり、「感動を与える美しい夜景、時間を忘れるほど没頭して楽しめるエンタメなど新しい刺激がある一方で、江戸時代から現在まで長く日本の中心として栄えてきた歴史や伝統文化など古さ故の魅力もある」など、「時代を超えて人々を引きつける多岐にわたる“ゾクゾク”が東京にはあふれている」と述べた。

　今回のキャンペーンでは「東京でこそ得られる非日常の体験」を数多く用意しており、「多くの方に東京にお越しいただきたい」という。

東海旅客鉄道株式会社執行役員営業本部長榊原篤氏

　続いて、東海旅客鉄道営業本部地域創生グループグループリーダー清水康臣氏が登壇。同社がこれまで実施してきた「そうだ京都、行こう。」「いざいざ奈良」など、首都圏在住者を対象に下り方面の新幹線利用を促進するキャンペーンを振り返りつつ、今回の「＃東京ゾクゾク」は逆に関西および名古屋在住者に対し上り方面の利用促進を図るものだと説明。

　キャンペーン名称は、ライブ、ファッション、ショッピングなど「東京のみが持つ魅力的なものがたくさん、そしてどんどん出てくる」イメージをコンセプトにしたもので、「いつ来ても新しい、何度来ても新鮮で楽しい、そして心を震わせるような体験がたくさんある」東京まで、サクッと足をのばしてほしいと述べた。

　また、夜景を切り口にしたCM第1弾では、「主人公として登場する池松さんが東京の夜景を見て心を震わせ“ゾクッ”とするような体験をした姿を上手に表現くれた」と話し、ぜひ注目してほしいと呼びかけた。

　今回のキャンペーンで用意している「夜景を楽しむ」「歴史歩き」、そしてイマーシブ・フォート東京での体験型演劇を楽しむプランなど、東京旅行の際に楽しんでいただきたいと締めくくった。