ニュース

崎陽軒、北陸新幹線延伸を記念した「北陸新幹線 福井・敦賀開業記念弁当」を期間限定販売

福井県プロデュース駅弁「竜のめぐみ」も

2024年3月16日~24日 販売

「北陸新幹線 福井・敦賀開業記念弁当」

 崎陽軒は、福井県とコラボし福井県産食材を使った「北陸新幹線 福井・敦賀開業記念弁当」を期間限定で発売した。販売期間は3月16日~24日で価格は1480円。

 北陸新幹線 福井・敦賀開業記念弁当は、福井県のブランド米「いちほまれ」をメインに福井県の名産品を詰め込んだもの。「さばの醤油干し」は、京都につながる鯖街道の起点、若狭小浜の特産品。「ボルガライス風チキンカツ ふわふわ玉子添え」は、トンカツとオムライスを組み合わせた越前市発祥の「ボルガライス」をイメージしたチキンカツ。

「菜の花と油揚げの胡麻和え」は、福井県が1世帯あたりの「油揚げ・がんもどき」の購入額が61年連続で日本一ということにちなんだメニュー。「九頭竜まいたけ」「おぼろ昆布」を使ったメニューや羽二重餅にあんこを合わせた「羽二重あんころ餅」も入っている。

 崎陽軒の神奈川・東京エリアの直営15店舗では店頭販売、そのほかの約150店舗では予約販売を行なっている。

 コラボ駅弁の販売に合わせて首都圏の崎陽軒ロードサイド15店舗と通信販売で「福井フェア」も開催。いちほまれや越前そば、へしこ、羽二重餅、水羊かん、地酒など福井の名物を販売している。こちらは4月21日まで。

 また、JR駅構内で駅弁を販売している北陸3県の5社それぞれが崎陽軒とコラボした駅弁を発売。崎陽軒が開発した、福井の「ふくいサーモン」、富山の「シロエビ」、石川の「いしる」を練り込んだ「北陸シウマイ」に、それぞれの地元食材を使ったメニューやご当地料理を詰め込んでいる。販売するのは以下の5社。

・塩荘(敦賀市)
・番匠本店(福井市)
・高野商店(加賀市)
・大友楼(金沢市)
・源(富山市)

 塩荘は、コシヒカリとハナエチゼンのオリジナルブレンド米を使用し、「若狭海と特産昆布の俵ごはん」「伝統寿司酢を使ったカニちらし寿司」の2種類を用意し、「かしわの永平寺味噌炙り」「九頭竜舞茸と伝統打豆かき揚げ」「蒲鉾始まりの地 敦賀の蒲鉾」など、福井にちなんだメニュー10種類を詰め合わせている。

 番匠本店は、「たくあんの煮たの」「麩の辛し和え」などで福井の郷土料理らしさを出している。価格はいずれも1500円。福井、敦賀、芦原温泉など各駅のほか、各社の直営店でそれぞれ販売している。

塩荘の駅弁
番匠本店の駅弁
5社の駅弁を横に並べると富山から敦賀まで線路がつながるデザインになっている

 さらに、福井県内の弁当メーカーなど5社と福井県による「名物駅弁プロジェクト」が新ご当地駅弁「竜のめぐみ」も発売。2段重ねで小物入れとして再利用もできる弁当容器は「恐竜王国福井」をアピールするために恐竜の頭の化石をイメージしたデザインを採用。パッケージには恐竜と越前がにを合わせて描いている。

 メニューは「かにめし」「ふくいサーモンのマリネ」「ソースかつ」「とみつ金時甘煮」「若狭牛しぐれ煮」「たくあんの煮たの」など、福井の特産品や郷土料理10品目を詰め込んでいる。価格は1680円。

竜のめぐみ