横浜市と東急バス、「タンデムライナー」の運行を開始 横浜市と東急バスは、東急バス青61系統において、2車体を1つにつなげた連節バス「タンデムライナー」の運行を4月1日に開始する。それに伴い、青葉区北西部のバス路線を一部再編する。
連節バス「タンデムライナー」の運行
青61系統は、東急田園都市線の青葉台駅と日本体育大学の横浜・健志台キャンパスを結ぶ、利用者の多い路線。「タンデムライナー」は一般のバスと比較すると全長約1.8倍、定員約1.5倍で、輸送力を向上させつつ運行便数を抑えることができる。
「タンデムライナー」の呼称は、2つを1つにつなげたという意味の英語「tandem」が由来となっており、車体カラーは、東急田園都市線を走る新型車両2020系をモチーフとしている。
青61系統
運行開始日: 2024年4月1日
運行ルート: 青葉台駅~公園前~日体大
運賃(IC運賃):
[大人]230(230)円
[小児]120(115)円
※東急バスは3月24日始発から乗合バス(東京都内・川崎市内・横浜市内)の運賃改定を実施
運行台数:
[2024年4月]連節バス3台
[2024年10月]連節バス6台を予定
乗降方法:
[乗車]前扉から
[降車]中扉および後扉から
運行距離: 3.1km(片道約15分)
青葉区北西部のバス路線再編
青56系統→緑山61・62系統に短絡化・増便
起点を青葉台駅から日体大に変更し、運行間隔を約40~60分間隔に増便する。日体大駅で青61系統に乗り継ぐ際は「乗継割引」が適用され、2回目の乗車時に運賃がかからない(同一のICカードを利用し、日体大にて緑山61・62系統⇔青61系統を最初の乗車から90分以内に乗り継いだ場合)。
北西部周辺路線
青55系統の起終点をあかね台から恩田駅に延伸する。なお青118系統は、利用者減少や乗務員不足が見られるものの運行本数を維持する。