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BLUETTI、ポータブル電源とポータブル冷蔵庫を組み合わせた「SwapSolar」

災害時の非常用電源にも

2024年2月下旬 発売

ポータブル電源とポータブル冷蔵庫を組み合わせた「SwapSolar」

 BLUETTIは、動作中にも交換が可能なプラグイン式バッテリ搭載のポータブル電源「AC180T」とポータブル冷蔵庫「MultiCooler」を組み合わせた新商品「SwapSolar」を発売する。

 オートキャンプなどの旅行時や災害時の非常電源としても活躍できるポータブルシステムで、米クラウドファンディングサイト「Indiegogo」で2月下旬から募集を開始する。

 ポータブル電源「AC180T」は、安全性の高いリン酸鉄リチウムバッテリを採用した製品。出力としてACコンセント×4、USB Type-A×2、USB Type-C×2、およびカーシガーソケット×1が用意されており、切り換え時間20msのUPS機能も備える。

 プラグイン式のバッテリパックは容量716.8Whのものを2基搭載。急速充電に対応し、家庭用コンセントに接続することで80%の容量まで最速45分で充電できる。また、ホットスワップにも対応しており電源使用中でも交換が可能。バッテリパックは追加購入も可能とされている。

AC180T

容量: 1433.6Wh(716.8Wh/28A×2)
AC出力: 最大1800W(120V/15A×4)
AC入力: 最大1440W(バッテリ×1充電時)
ソーラーパネル入力: 最大500W(12-60VDC)
サイズ: 395×280×395mm(幅×奥行×高さ)
重量: 18.5kg

AC180Tはさまざまなデバイスに電力を供給可能で、プラグイン式バッテリで簡単に交換できる

 MultiCoolerは、冷蔵庫、冷凍庫、製氷機の機能を備えた3-in-1のポータブル冷蔵庫。容量40Lの庫内は缶飲料なら約65本を収納でき、バーベキュー用の生鮮食品などを自宅や店舗から輸送するのに十分な容量があるという。

 急速冷却機能を備え、庫内温度を15分間で30℃から0℃まで下げられるほか、製氷機能も搭載し、製氷機チャンバ内に水を注ぐことで大小24個のキューブアイスを作れる。また注水を続けることで1時間あたり4回の製氷が可能。製氷機はセルフクリーニングモードも搭載しており内部を清潔に保てる。

 本体にはハンドルと車輪を備え、輸送時の取り回しやすさも重視。アウトドアで使うことを目的としているため、耐衝撃性にも配慮した構造としている。また、高い断熱性により、プラグインバッテリ1基で約3日間の冷却が可能。カーシガーソケットやソーラーパネルによる給電・充電にも対応する。

 なお、両製品をコントロール/モニタリングできるスマートフォン用アプリを使い、電力状況の監視、充電モードの選択、出力のON/OFFなどが手元から行なえる。アプリからECOモードに設定することで、1日あたり0.18kWhの省電力仕様になり稼働時間を延ばすことが可能となる。

MultiCooler

総容量: 55L(冷蔵庫40L/冷凍庫9L/バッテリ6L)
冷蔵庫温度: 20℃~-20℃
動作音: 30dB(冷蔵庫モード)、40dB(冷凍庫モード)
サイズ: 710×475×420mm(幅×奥行×高さ)
重量: 24kg

MultiCoolerは冷蔵庫、冷凍庫、製氷機の3つの機能を備えている