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今年の漢字は「税」。京都・清水寺で発表、上位に暑、戦、虎が続く

2023年12月12日 発表

京都・清水寺で「今年の漢字」発表(日本漢字能力検定協会公式ページより)

 日本漢字能力検定協会は12月12日、京都・清水寺で「今年の漢字」を発表した。2023年の世相を表わす漢字は「税」(ゼイ・セイ/みつぎ)。11月1日から12月6日までに公募された全国1万4878票のうち、5976票を集めて第1位となった。

 応募者が「税」を選んだ理由として挙げられたのは、法人税や所得税、たばこ税など1年を通じて増税議論が活発に行なわれたこと、過去2年間の税収増の還元として示された「4万円の定額減税」が話題になったこと、インボイス制度やふるさと納税のルール厳格化、酒税改正、新NISAといった、税にまつわるニュースが続いたことなど。

「清水の舞台」で知られる世界遺産・清水寺(京都府京都市東山区清水1-294)の森清範貫主の揮毫により発表され、奉納の儀式が行なわれた。

 なお日本漢字能力検定協会の公式ページでは20位までのランキングを公開しており、上位結果は2位「暑」(5571票)、3位「戦」(5011票)、4位「虎」(4674票)、5位「勝」(4653票)となっている。

「今年の漢字」結果発表ポスター