ディズニーが「Create 100」をスタート。100万ドルの寄付でメイク・ア・ウィッシュを支援、ロンドンでアートも公開

ディズニーがグローバルキャンペーン「Create 100」を開始した

　ウォルト・ディズニー・カンパニーは、7月27日にグローバルキャンペーン「Create 100」のスタートをアナウンスした。

　本キャンペーンは、ディズニー創立100年を記念したクリエイティビティな世界的な祭典で、次世代の才能を刺激して支援するという目標を掲げている。

　また、ディズニーが手がける作品と世界で活躍するさまざまな分野のアーティストや、次世代の才能のつながりにより誕生したアートやアイテム、体験を寄贈。重い病気と闘う子供たちの人生を変えるような願いを支援するメイク・ア・ウィッシュをサポートする。

　キャンペーンスタートの幕開けとして、同社はヴァージル・アブロー・セキュリティーズと協力し、ロンドンのロイヤル・カレッジ・オブ・アートでアートを披露。ディズニー映画「ファンタジア」の魔法使い弟子ミッキーの6フィートの彫刻「Structural Sorcerer - a Sorcerer's Apprentice Mickey Sculpture」がお目見えした。

Structural Sorcerer — a Sorcerer's Apprentice Mickey Sculpture

　この夏には、芸術作品やアイテムなどが追って披露される予定。ビヨンセやクリスチャン・ルブタン、トミー・ヒルフィガーらが祭典に参加。adidas、Pandora、Coachらのグローバルパートナーも1点ものの作品を提供予定だ。

　なお、ファッションデザイナーNIGO、アートディレクターの吉田ユニ、次世代アーティスト枠にグラフィックアーティスト・VERDYが日本から参加。特別な作品を制作する。

　ディズニーとメイク・ア・ウィッシュはともに40年以上にもわたり15万以上の子供たちの願いをかなえてきた経緯がある。スタジオ訪問やテーマパーク、リゾートでの体験をサポート、さらにディズニーのキャストもボランティアとして多くが活動している。