ニュース

JAL、ヘルシンキ線10周年。社内ダンスチームW-PIT DDDと熱波師が迫力のパフォーマンスを披露

2023年7月1日 実施

JALのヘルシンキ線が10周年

 JALは7月1日、ヘルシンキ線の就航10周年を記念して羽田空港の出発ゲート前で式典を行なった。

 JALのヘルシンキ路線は、2005年12月15日にフィンエアーとのコードシェアを開始。2013年7月1日に自社で成田~ヘルシンキ線を開設し、羽田空港の発着枠拡大を受けて2020年3月29日に路線を羽田に移管。しかしコロナ禍のため、約3か月間は貨物便として運航しており、実際に旅客を乗せた運航を始めたのは同7月1日だった

 機材はビジネスクラス28席を含む239席仕様のボーイング 787-9型機。

 式典では、JAL 執行役員 東京空港支店長の斉藤久美子氏が登壇し、ヘルシンキ・ヴァンター空港は共同事業パートナーでもあるフィンエアーのハブ空港であり、「JALとフィンエアーのフライトを自由に組み合わせて欧州にアクセスするに大変便利」と使い勝手のよさをアピールした。

 また、来賓のフィンランド政府観光局 日本代表の沼田晃一氏は、テントサウナやモルックが日本でも流行していることを取り上げつつ、この時期のフィンランドは爽やかで過ごしやすく、現地の人たちはサマーハウスでサウナとモルックを楽しむのが定番と紹介した。

日本航空株式会社 執行役員 東京空港支店長 株式会社JALスカイ 代表取締役社長 斉藤久美子氏
フィンランド政府観光局 日本代表 沼田晃一氏

 この日ゲート前ではテントサウナやモルックなどフィンランド文化に触れられる展示が行なわれていたが、実はJALでもサウナを目的とした旅行商品「サ旅」を販売しており、社内ベンチャー制度を利用した部署横断チーム「W-PIT」によって、ダイナミックパッケージやサウナグッズ、Webメディアなどを展開している。

 そんな縁もあり、式典ではW-PIT内のダンスチーム「W-PIT DDD」がロウリュの熱波師とゲストに迎えてダンスを披露。大きなタオルを振り回す熱波師の迫力のあるパフォーマンスとともに式典を大いに盛り上げた。

ゲート前にテントサウナを設営していた
JALのサ旅。旅行商品だけでなく、サウナハットなどのグッズも展開している
W-PIT DDDと熱波師によるコラボダンス
フィンエアー 日本支社長 永原範昭氏(中央)も交えてフォトセッション
JL47便は22時50分発
搭乗者には10周年の記念品(ロゴ入りタオルセット)を手渡した
出発を待つJL47便
雨のなか、W-PIT DDDのメンバーらに見送られて出発した