エクスプレス予約・スマートEX、今秋料金改定。東京～新大阪1万2240円の「EX早特28ワイド」新発売

「エクスプレス予約」「スマートEX」が料金改定

　JR東海、JR西日本、JR九州は、東海道・山陽・九州新幹線のネット予約＆チケットレス乗車サービス「エクスプレス予約」「スマートEX」の料金改定を実施する。実施は秋ごろから。

エクスプレス予約

　エクスプレス予約は「EX予約サービス」「EX予約サービス（往復割引）」「e特急券」が対象。

　普通車自由席は現状のまま据え置くものの、普通車指定席・グリーン車は割引率を縮小するほか、シーズン別料金（通常期・閑散期・繁忙期・最繁忙期）を導入。閑散期は通常より200円引き、繁忙期は200円増し、最繁忙期は400円増しとする。また、新幹線のぞみ・みずほの利用時は、一般の特急券と同じ加算額を適用する。

「EX予約サービス」の主な区間の発売額

スマートEX

　スマートEXは「スマートEXサービス」「スマートEXサービス（往復割引）」が対象。

　東海道新幹線の完結区間（東京～新大阪）と、九州新幹線の完結区間（博多～鹿児島中央）については現在と同額に据え置くが、山陽新幹線に係る区間では、新幹線のぞみ・みずほの普通車指定席・グリーン車利用時の加算額を、一般の特急券と同額に改定する。

「スマートEXサービス」の主な区間の発売額

「EX早特28ワイド」を新設

　なお、乗車日28日前までに予約することで、東京・品川・新横浜～名古屋・京都・新大阪の新幹線のぞみを最も安く利用できる「EX早特28ワイド」を新設。

　例として、東京・品川～名古屋が通常1万1300円のところを9700円（1600円引き）、東京・品川～新大阪が通常1万4720円のところを1万2240円（2480円引き）で販売する。こちらも2023年秋ごろからサービスを開始する。