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イオン、5000円台のサンシェードなどお手頃価格のアウトドア用品を本格展開！ “楽キャン”テーマの特設売場を見てきた
2023年4月14日 12:19
- 2023年4月13日 実施
イオンは、「イオン」「イオンスタイル」最大350店舗（北海道・北陸信越・関東・東海・近畿・中四国・九州・沖縄エリア）と「イオンスタイルオンライン」において、プライベートブランドである「ホームコーディ」のアウトドア用品を4月13日から本格展開する。
加えて、イオンリテール管轄（北陸信越・関東・東海・近畿・中四国のイオン、イオンスタイルの260店舗）の店舗催事場では、手軽に始める“楽キャン”をテーマにしたアウトドア用品の特設売場も設置する。
今回は、イオンスタイル板橋（東京都板橋区徳丸2-6-1）の4階催事場に設けられた楽キャンコーナーを見てきたので紹介しよう。
新型コロナウイルス感染症の影響により、人との接触を避けて楽しめる屋外レジャーが注目を集め、アウトドア用品の購入が伸びて各地のキャンプ場がにぎわいを見せたのは記憶に新しい。多くの制限が見直されてウィズコロナ時代に入っても利用客の動向はそれほど変わっておらず、同社では3月や4月のアウトドア用品の売上は比較的好調に推移しているとのことだ。
需要の減少も想定していたそうだが、アウトドアを趣味として始めた客層にプラスして、近場の公園や復活してきた学校行事の際に手軽に扱えるアウトドア用品が人気を集めていることもあり、2023年も市場は順調に伸びると判断したことから売場の拡充を決めた背景を説明した。
そのような背景もあり、楽キャン売場では専門的な知識や経験を必要としない手軽でリーズナブルなアイテムを中心に取り揃えている。チェアは持ち運びと組み立てが簡単な製品を用意し、テント用品も宿泊可能な本格的なものではなく、ビーチなどでも簡単に設置できるサンシェードをラインアップしている。チェアや簡易テーブル、サンシェードなどを組み合わせた展示例では3万円前後で揃えられるコスパのよさをアピールしていた。
そのほか売場では需要の高いクーラーボックスや保冷剤、カセットコンロ、キャリー用品などが陳列されており、目玉としてバリュープライスで人気のキャンドウ製品の調理器具やカトラリーなども置かれている。
冒頭で触れたようにホームコーディブランドでもアウトドア用品の拡充を進めており、従来から人気のあるサンシェードをカラーリニューアルして投入したり、新製品として複数のアイテムをラインアップに加えている。その新製品が「コンパクトにしまえるチェア」と「マイナス10℃ 氷点下で冷やす保冷剤」だ。
コンパクトにしまえるチェアはその名のとおり、手軽に持ち運びができて、組み立ても容易な簡易チェアだ。伸縮する素材で連結された骨組みを組み立て、布地の座面と背面のジョイント部分に挿し込むだけで使うことができる。ロータイプ（ベージュ、オリーブ）が4378円、ハイバック（オリーブのみ）が5478円。
マイナス10℃ 氷点下で冷やす保冷剤は、長時間持続する保冷効果が特徴だ。以前販売していた同様の製品はマイナス16℃で冷やす必要があり、頻繁に開閉が行なわれる家庭用のフリーザーでは扱いが難しいこともあることから、設定温度を見直して製品化したもの。500gタイプが657円、800gタイプが877円。
カラーリニューアルした「フルクローズサンシェード」もイチオシ製品とのことで、組み立てから収納までを紹介してもらった。トップバリュブランド時代からフルクローズサンシェードは人気製品として販売しており、都度ブラッシュアップを重ねて現在に至る。
特徴は板バネを利用したフレームにあり、丸めた状態から簡単に組み立てることができる。前面にはT字形ジッパーを備えているので完全に視界を遮ることができ、着替えなどにも使える。背面には風を通すメッシュ窓を備えているので、快適性も考慮されている。
色はオリーブとベージュのツートンカラーだ。サイズは3タイプあり、幅185cmタイプが5478円、幅210cmタイプが6578円、幅250cmタイプが7128円。
展示場を利用した特設売場は9月末までの展開となるが、アウトドア用品は売り場面積を縮小しつつも年間を通して販売する予定であるとのこと。手軽にキャンプ用品を揃えたい人は近くのイオンやイオンスタイルに足を運んでもらいたい。