ニュース
東京ドームホテル、都心を一望する「エグゼクティブフロア」誕生。開業以来初の大リニューアル経て“上層の隠れ家”に
3月20日オープン
2023年3月14日 08:00
- 2023年3月20日 宿泊開始
東京ドームホテル(東京都文京区後楽1-3-61)は、2000年6月の開業以来初となる大幅な客室リニューアルを行ない、39~41階のエクセレンシィフロアを「エグゼクティブフロア」として3月20日にオープンする。
3月13日、宿泊開始に先立ち開かれたプレス内覧会では、東京ドームホテル 代表取締役社長 総支配人の棟方史幸氏があいさつ。すでにリニューアルを終えて2月に先行オープンした35~38階「プレミアムフロア」とともに、その新コンセプトを“Tokyo Retreat(東京リトリート)”と銘打ち、「より上質なホテルライフを過ごせる空間に仕上がった」と自信を示した。
また約3年にわたるコロナ禍を「観光業やホテル業にとって大変厳しい期間であった」と振り返りつつ、「となりの東京ドームでは今まさにWBCが開催され、侍ジャパンの大活躍もあり多くのお客さまで大変な賑わいを見せている。大勢の人が選手たちに声援を送っている」という光景に、ニューノーマル時代の訪れを感じたと話す棟方氏。
さらに3月13日からマスク着用のルールが変更され、5月8日には新型コロナ5類へ移行する政府方針を踏まえ、今後「より安心して楽しんでもらえるホテルを目指すべく、今回のリニューアルに留まらず知恵を絞り、さらなるサービス向上を目指していく」と改めて想いを語った。
続いて宿泊部 企画・調整担当 支配人 濵田太郎氏がリニューアルのポイントについて、“ようこそ、上層の隠れ家へ”をキャッチフレーズに「新しいおもてなしスタイル(=東京リトリート)を提供していく」と解説。
日常から離れて心と体をリセットするという意味のリトリートは、山や海など自然に囲まれたロケーションが一般的。しかし、小石川後楽園がほど近く、格式高い土地柄に位置する同ホテルでは、高層階の眺望を最大限に活かした特別な空間を設えた。
またデザインは、これまでの東京ドームホテルのイメージを一新するもの。東京ドームシティのエンタメ性、後楽園の植物、文京区のまちで出土した弥生土器、これら3つのモチーフを表現したアートをエグゼクティブフロアの客室やラウンジなど至るところに配している。
新コンセプトフロア「エグゼクティブフロア」(39~41階)
高層の39~41階に木の質感を活かしたフロアを新設。活気あふれる東京ドームシティの夜景が美しいパークサイド(北側)と、丸の内・新宿のオフィス群や皇居などを見渡すパレスサイド(南側)、それぞれに部屋を設けている。
またエグゼクティブフロアの宿泊者は、40階「エグゼクティブラウンジ」を占有できるほか、ホテル最上階に位置する「アーティスト カフェ」での朝食と7階フィットネスルームを利用できる。
宿泊開始: 2023年3月20日~(予約受付中)
宿泊料金: 1泊1室1名6万1921円~(朝食込み)