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東武鉄道、特急スペーシア新型車両の愛称を「SPACIA X（スペーシアX）」に決定。コックピットラウンジにはカフェカウンターも
2022年7月15日 17:04
- 2023年7月15日 運行開始
東武鉄道は、現在製作している特急スペーシアの新型車両（N100系）について、車両愛称を「SPACIA X（スペーシア エックス）」、運行開始日を2023年7月15日とすることを決定した。
日光・鬼怒川エリアへの輸送として活躍した「特急スペーシア」の伝統を維持・継承するとともに、新型車両に期待される役割を象徴した「X」の文字を取り入れた。愛称ロゴでは、車両エクステリアデザインにもモチーフとして取り入れた「鹿沼組子」をイメージした書体を新規開発している。車両のカラーリングは日光東照宮陽明門・唐門・御本社に塗られた「胡粉」の白を彷彿とさせる白を採用し、窓枠は鹿沼に伝わる組子や手編み細工といった工芸品をモチーフとする。
コックピットラウンジ内にはカフェカウンターを設置。日光・鬼怒川エリアの事業者とともに、車内限定商品を開発した。クラフトビール「Nikko Brewing」とクラフトコーヒー「日光珈琲」に加え、アペタイザーやスイーツなど地元ならではの食の楽しみ方を提案する。なおカフェの販売員は、日光に根ざした観光情報も提供する旅のコンシェルジュとして、乗客の案内も行なう。
また運行開始に先駆け、「スペーシア X」に乗車できる日光旅行商品を発売した。東武トップツアーズとクラブツーリズム、HISが、それぞれ個人向け商品からツアー商品まで取り揃える。
