新東名高速道路(E1A)伊勢原大山IC~新秦野IC間が開通 NEXCO中日本は4月16日、同15時に開通する新東名高速道路(E1A)伊勢原大山IC~新秦野IC間の開通式を、同区間に新設した秦野丹沢SA(神奈川県秦野市)において実施した。
国道246号線から新秦野ICを経由して伊勢原大山ICへ 開通式には約400名が列席
最初に主催者としてNEXCO中日本 代表取締役社長の宮池克人氏が登壇。今回の開通について、「東京方面からのアクセスが向上し、丹沢地域の豊かな自然を活かした観光の活性化、工業団地における物流の効率化による生産性向上など地域の産業、経済、そして文化のますますの発展が期待される」とコメント。また、「平行する東名高速道路や国道246号線の通行止めのときには今回の開通区間が代替路として機能を発揮」することを期待していると述べた。
新東名の残る未開通区間となる新秦野IC~新御殿場IC間についても言及。「一部のトンネル工事におきましてきわめて脆弱な地質に遭遇」し、「トンネル断面の変形や湧水など工事が難航」しているとしつつも、「関係者の総力を結集して、安全を最優先にして、一日も早い開通を目指して全力で事業を進めている」とした。
中日本高速道路株式会社 代表取締役社長 宮池克人氏 来賓として祝辞を述べた神奈川県知事 黒岩祐治氏も残る工事区間について「大変な難工事」としつつも、「つながるべきところがつながっているのが道路にとっては一番大事」であることから、「ぜひ全線が1日も早く開通することを願いたい」と述べた。また、新東名高速道路促進協議会(神奈川、愛知、静岡3県および名古屋、静岡、浜松3市で構成)会長として、海老名以東についても建設の要望をしていると述べた。
伊勢原市長 髙山松太郎氏は「人口増加や雇用の創出に期待」とコメント 秦野市長 高橋昌和氏は「(開通は)新時代の幕開けでありさらなる発展につながる絶好の機会」 不二家のキャラバンカー。助手席には「ペコちゃん」の姿も 秦野市上地区で乗合自動車として利用されている「行け行けぼくらのかみちゃん号」 中日本ハイウェイ・メンテナンス東名が開発した新型路面清掃車。車両から降りずにゴミの回収を可能としている 開通区間の概要
新東名高速道路は第二東海自動車道横浜名古屋線として建設している路線で、海老名JCTと豊田東JCTを結ぶ全長約253kmの高速道路。2012年に御殿場JCT~浜松いなさJCT間144.7kmが開通したのを皮切りに順次延伸し、今回の開通により全長の約90%にあたる約228kmが開通。新秦野IC~新御殿場IC間25.2kmを残すのみとなった。
今回の開通部分は12.8kmで、新たに設けられるのはスマートICとしても利用可能な秦野丹沢SAと新秦野ICの2施設。暫定4車線(完成時6車線)での開通で、秦野丹沢SAの開業時期は未定となっている。
開通区間。手前が新秦野IC側、奥が新大山IC側。中程に秦野丹沢SAが見える 秦野丹沢SAにはスマートICを併設する。秦野丹沢SAは開業時期未定 新秦野IC。写真の右下が国道246号線で本線は中程 プロジェクションマッピングを利用した安全啓発設備を設置