中国横断道 姫路鳥取線が全線開通。播磨道 播磨新宮IC～宍粟JCT、3月12日開通

播磨自動車道 播磨新宮IC～宍粟JCTが3月12日に開通。中国横断自動車道姫路鳥取線が全線開通する

　NEXCO西日本（西日本高速道路）は2月10日、播磨自動車道（E29）播磨新宮IC（インターチェンジ）～宍粟JCT（ジャンクション）、延長11.5kmを3月12日15時に開通することを発表した。

　播磨自動車道は、兵庫県たつの市の播磨JCT（山陽自動車道）と、宍粟市の宍粟JCT（中国自動車道）を結ぶ約24kmの高速道路で、今回の開通により播磨道全線が開通。また、本道は中国横断自動車道姫路鳥取線、延長約86kmを構成する一区間でもあり、今回の開通でこの全線も開通。山陽エリアと山陰エリアのネットワークを強化する道路ともなる。

　本道の開通で宍粟市～山陽新幹線 相生駅間など、宍粟市やその周辺エリアと、姫路市や岡山市などへの所要時間が短縮。中国道、山陽道の相互連絡箇所が増加することで、このダブルネットワークをより安定したものとして機能させることにつながる。

　また、山陰、播磨両地域が結ばれることで、相互に観光振興、交流人口拡大が期待される。

位置図

整備効果

整備効果