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井原鉄道、“天文王国おかやま”を発信するラッピング列車とバス。星を描いた車両で天文台にアクセス

2022年1月28日 発表

井原鉄道は“天文王国おかやま”の魅力を発信する「スタートレイン」と「スペースライナー」を製造し、2月から運行を開始する

 井原鉄道は1月28日、特別企画列車「スタートレイン」を造成することを発表した。併せて、地域の観光バス事業者である二葉観光運輸と連携して、観光バス車両「スペースライナー」も造成する。

 岡山県行きでは井原市美星地区がダークスカイ協会の星空認定を受けるなどしており、“天文王国おかやま”の魅力を発信するため、観光庁の補助事業を活用して製造するもの。

 ラッピング列車の「スタートレイン」は、鉄道車両1両の車内ロングシート化改造工事に併せて、車両外装で岡山県域の星空に12星座や地域の観光素材を溶け込ませたラッピングを施すほか、内装も幻想的な雰囲気を感じられる空間を創出する。

 観光バスの「スペースライナー」は、ドイルの車体メーカーであるネオプラン製「スペースライナー」に、岡山県域の星空をあしらったデザインでラッピング。鉄道駅と美星天文台や国立天文台などの天文施設へのアクセスに利用する。

 2月上旬に両車両のラッピング施工を行ない、2月22日から運行開始を予定している。

「スタートレイン」外装
「スタートレイン」内装
「スペースライナー」外装