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ナビタイム、コロナ禍でのキャンプ場検索数の変化を分析

4回目の緊急事態宣言下では検索数が減少

2021年12月22日 発表

ナビタイムはコロナ禍でのキャンプ場検索数の変化を分析した

 ナビタイムジャパンは、新型コロナウイルス感染拡大前から現在のキャンプ場検索数の変化を分析し、発表した。

 2019年1月~2022年11月を対象に、緊急事態宣言発令期間やその前後、ゴールデンウィークなどのキャンプ場検索の変化を分析。なお同分析には、全国の自動車利用を対象に、ナビタイムジャパンが提供する各種ナビゲーションサービスから同意を得て取得した経路検索条件データ(検索履歴データ)を用いている。

 これによれば、キャンプ場検索数は夏期に増加し、緊急事態宣言下では減少傾向に。お盆を含む夏期の検索数を各年で比較すると、2019年と2020年の検索数は2019年6月に比べて約2倍の検索数がみられる。2021年は一定数検索されているが、4回目の緊急事態宣言下だったこともあり、2019年や2020年と比較すると減少している。

 ゴールデンウィークの検索数を各年で比較すると、2019年は2019年6月に比べて約1.5倍の検索があったが、2020年のゴールデンウィークは1回目の緊急事態宣言発令中であり、2019年6月と比べておよそ半減した。一方で、2021年のゴールデンウィークは3回目の緊急事態宣言期間であったが、2020年の同時期と比較すると微増であることがわかっている。

 都道府県別・スポット別にみると、首都圏からアクセスしやすい静岡県や山梨県、神奈川県が上位に入った。また、2019年にランキング圏外であった滋賀県は、2020年に10位、2021年に7位と上昇傾向にある。なお、最も検索されたスポットは、静岡県の「ふもとっぱら」キャンプ場。同キャンプ場を目的地に設定した際、周辺のキャンプ場や温泉なども同時に検索されていた。

都道府県別ランキング
スポット別ランキング
「ふもとっぱら」キャンプ場と同時に検索された施設