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東名 東京~川崎で約3年間のリニューアル工事。車線シフト&車線幅縮小で6車線を極力維持。11月下旬から
2021年10月25日 15:09
- 2021年10月25日 発表
NEXCO中日本(中日本高速道路)は10月25日、東名高速道路(E1)東京IC~東名川崎IC間でリニューアル工事を実施することを発表した。2021年11月下旬から2024年11月下旬ごろまで約3年間にわたって、土・日曜/祝日を含めて昼夜連続で行なわれる。
区間内にある「東名玉川橋」のコンクリート床版取り替え工事のため。東名の首都圏における6車線区間では初めてとなるリニューアル工事で、従来のリニューアル工事のように車線数を減少させた場合に大規模な渋滞が懸念されることから、車線幅を縮小して車線シフト・車線幅縮小により、工事期間は長くなるものの、一部期間を除いて6車線を維持したまま工事を実施することで影響を抑制する方針。
工程は大きく、
ステップ1: 2021年11月下旬~2022年6月中旬
ステップ2: 2022年6月中旬~2023年1月中旬
ステップ3: 2023年1月中旬~2023年6月中旬
ステップ4: 2023年6月中旬~2024年1月中旬
ステップ5: 2024年1月中旬~2024年6月中旬
ステップ6: 2024年6月中旬~2024年10月下旬
の6ステップに分けられ、ステップ2の2022年6月中旬~2023年1月中旬は平日夜間に上り線を1車線規制(上り2車線/下り3車線運用)、ステップ4の2023年6月中旬~2024年1月中旬は月~水・土・日曜夜間に下り1車線規制(上り3車線/下り2車線)運用となるほかは、車線分離規制は入るものの、6車線で運用しながら工事が行なわれる。
工事期間中、特に夜間の車線規制が行なわれる際には中央自動車道(E20)や圏央道(首都圏中央連絡自動車道、C3)への迂回を呼びかけている。