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ANA便で2021年ボジョレー・ヌーボー初荷到着。「採れたてのいちごにかじりついたような味わい」

2021年10月23日 到着

2021年11月18日 解禁

2021年のボジョレー・ヌーボーが羽田に到着した

 毎年11月第3木曜0時に解禁されるボジョレー・ヌーボー。2021年は11月18日が解禁日にあたる。その初荷が10月23日早朝にANAのNH204便で羽田に到着した。

 到着したボジョレーはサントリーワインインターナショナルが取り扱う「ジョルジュ デュブッフ ボジョレー ヌーヴォー」で、221ケース3192本(1989L相当)。同社は2021年の出来について、「採れたてのいちごやチェリーに、そのままかじりついたような味わい」と評している。

 税関の検査後のフォトセッションに登壇したサントリーワインインターナショナル 代表取締役社長 吉雄敬子氏は、「今年4月にボジョレー地域で霜の害があって心配していたが、その後は天候に恵まれ、非常によいブドウが採れた。糖分と酸のバランスがよく取れている。まもなく飲めることをわくわくしている。

 ボジョレーの市況はしばらく厳しい時期が続いており、昨(2020)年はコロナ禍で業務用はやはり厳しかったが、(巣ごもりで)家庭向けのワイン需要が非常に伸びた。今年はすでに受注が終わっているが、家庭向けに加えて業務用も前年を超える市場規模になっており、ヌーボーの特別感、限定感、季節感、イベント感を楽しみながら、魅力を感じてもらえたら」と作柄や市況について説明した。

フランクフルトからのNH204便が羽田に到着
ボジョレー・ヌーボーの初荷が姿を現わした
税関職員による検査を受ける
サントリーワインインターナショナル株式会社 代表取締役社長 吉雄敬子氏