鉄道車両向けプラズマクラスターイオン発生器。吊り革の上部に取り付け

シャープ、川崎重工業、川重車両テクノが鉄道車両向けの「プラズマクラスターイオン発生機」を共同開発

　シャープ、川崎重工業、川重車両テクノは、鉄道車両向けの「プラズマクラスターイオン発生機」を共同開発した。

　全長20mの車両に6台搭載すると「プラズマクラスター7000」のイオン空間、12台搭載するとより高濃度の「プラズマクラスター25000」のイオン空間を創出する。

　吊り革の上部に取り付けるため大がかりな工事が不要で、既存の車両にも簡単に設置できるのが特徴。コロナ禍での衛生意識の高まりから、取り付けが容易なこうした製品の需要が高まっているという。

　なお、すでに国内の鉄道事業者から発注を受けており、実車両への搭載へ最終調整を行なっている。