NECと大阪府泉佐野市が観光活性化に向けて連携協定締結。シェアサイクルを活用した観光サービス実証開始

NECと大阪府泉佐野市が持続可能な新しい観光地域づくりに関する連携協定を締結

　NEC（日本電気）と大阪府泉佐野市は7月9日、持続可能な新しい観光地域づくりに関する連携協定を締結したことを発表した。

　行動データの利活用による地域観光の活性化を目的とした提携で、第1弾としてシェアサイクルと、その位置情報を基におすすめ観光情報をスマートフォンに配信する機能を組み合わせて、これらから得られた属性・行動データを活用する仕組みを構築し、観光リピート化、ファン拡大、施設改善に向けた取り組みを進める。

　実証実験では、オーシャンブルースマートが提供するシェアサイクル「PiPPA」の駐輪ポートを市内4か所に設置（7月から順次）。シェアサイクルを利用する観光客向けに配信する観光情報については、2020年度内は関係者を対象としたものとし、2021年度以降、利用規約に同意した国内の一般利用者向けにサービス提供を開始する予定としている。

シェアサイクル「PiPPA」の駐輪ポートを市内4か所に設置

シェアサイクルを利用する観光客向けに観光情報を配信