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オリンピック、都内は無観客開催

2021年7月8日 発表

IOCから発表された共同ステートメント

 国際オリンピック委員会(IOC)は、日本政府が東京都に7月12日~8月22日に緊急事態宣言を適用すると発表したことを受け、都内でのオリンピック競技開催を無観客とすると発表した。

 7月8日夜、国際オリンピック委員会(IOC)、国際パラリンピック委員会(IPC)、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会(東京2020組織委員会)、東京都、日本政府がリモートで協議し、決定した。

 緊急事態宣言の対象地域以外での開催については、関係する自治体などと協議した上で対応を決定するとしているが、首都圏では無観客とする方向で調整が進められる見通し。

 パラリンピックについては、7月16日までに方針を決定する予定だったが、今後の状況を踏まえて判断する必要があるとして、オリンピック閉会後に観客数の扱いを決定するとしている。