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5月26日のスーパームーン皆既月食&月出帯食は、広範囲で観測可能な見込み。ウェザーニューズ発表
2021年5月24日 16:09
- 2021年5月24日 発表
ウェザーニューズは5月24日、5月26日に日本全国で見られる皆既月食の際の天候予想を発表した。
2021年5月26日は、2021年で地球に最も近い“スーパームーン”での皆既月食となり、より大きな視直径で観測できる。
また、部分食の始まりは18時44分台で、日本では、東方の一部を除いて月が地平線下にある状態で部分食の始まることから、一部が欠けた状態の月が地平線から上ってくる、「月出帯食」と呼ばれる様子を観測することができる。
皆既食の始まりは20時09分台、食の最大は20時18分~19分の間で、20時28分に皆既食が終了。21時52分台に部分食も終了する。
当日は、北日本や東日本の多くのエリアは高気圧に覆われて晴れるところが多くなる見込み。西日本は雲は多めだが、雲のすき間から皆既月食が見られるチャンスがあるとしている。九州や四国では高気圧の後面にあたるほか、梅雨前線の雲がからかり始めることから、見ることが難しいと予想している。
ウェザーニューズでは、同社の気象情報専門チャンネル「ウェザーニュースLiVE」で、各地の天文台と協力した生中継も予定している。