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令和2年7月豪雨で流失した球磨川への仮設橋、順次通行可能に。5月下旬から

2021年4月28日 発表

令和2年7月豪雨で被災した球磨川の3つの仮設橋を5月下旬に順次開通する

 国土交通省 九州地方整備局は4月28日、令和2年(2020年)7月豪雨で被災し、仮設橋の設置を進めている球磨川の3橋について、5月21日と28日に順次通行を可能とする予定であることを発表した。

 令和2年7月豪雨の復旧について、国交省では県道や流失した10橋梁など約100kmにわたって国の権限代行により復旧事業を進めている。このうち、元の位置で応急復旧が可能な「鎌瀬橋」「坂本橋」「相良橋」の3橋については、ガーダー橋による仮設橋を設置する方針を発表していた。

 今回、通行可能となる日程が発表され、国道219号の「鎌瀬橋」と熊本県道325号遠原渡線の「相良橋」は5月21日6時から、県道坂本人吉線の「坂本橋」は5月28日6時から通行可能となる見通しとなった。

 本復旧にあたっては技術検討委員会を設置し、復興まちづくりや球磨川流域治水対策などを踏まえ検討を進める。

5月21日6時に仮設橋の通行が可能となる、国道219号「鎌瀬橋
5月21日6時に仮設橋の通行が可能となる、県道325号遠原渡線「相良橋」
5月28日6時に仮設橋の通行が可能となる、県道坂本人吉線「坂本橋」