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「弘前さくらまつり」来場者向けに、弘南鉄道利用で弘前公園3施設を入園料無料に。満開予想は4月20日前後

弘南鉄道 弘南線は“おにぎり”の駅ナンバリング導入

2021年4月14日 発表

「弘前さくらまつり」期間中、弘南鉄道利用者に3施設の入園料無料化

 弘南鉄道活性化支援協議会利用促進部会は4月14日、弘前公園(青森県弘前市)で行なわれる「弘前さくらまつり」期間中、弘南鉄道沿線に無料駐車場を設けるとともに、弘前鉄道利用者は弘前城本丸、弘前城植物園、藤田記念庭園の3施設を無料にすることを発表した。

 弘前公園周辺の渋滞回避のための施策で、大鰐線では従来も同様の取り組みが行なわれていたが、2021年は弘南線も対象となった。期間は準まつり期間を含む4月17日~5日5日。弘前駅または中央弘前駅で下車する際に発行する乗車証明書の提示で交通入園券を無料提供する(無料となるのは弘前鉄道乗車当日のみ)。

 無料駐車場は、大鰐線は大鰐駅・石川プール前駅・石川駅・小栗山駅(小栗山農林交流公園)・弘前学院大前駅。弘南線は黒石駅・田んぼアート駅の近くに設けられる。

 なお、弘前市公園緑地課の発表によると、ソメイヨシノの標準木は平年より9日早く4月14日に開花。標準木は4月19日、外濠は4月18日、西堀西岸は4月18日、桜のトンネルは4月20日にそれぞれ満開になると予想している。

無料駐車場と弘南鉄道利用者向け共通入園券無料化の告知チラシ

 ちなみに、弘南鉄道では2020年に大鰐線に「りんご畑鉄道」、弘南線に「田んぼ鉄道」の愛称を付け、大鰐線にはりんごをモチーフにしたデザインの駅ナンバリング「KW」を導入。加えて、4月12日には、弘南線におにぎりデザインの駅ナンバリング「KK」を導入することを発表している。

新たに駅ナンバリングを導入する弘南線「田んぼ鉄道」のデザイン
大鰐線「りんご畑鉄道」の駅ナンバリングデザイン