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沖縄県宮古島市、新型コロナの感染者急増で来島自粛を呼びかけ

2021年1月26日 発表

宮古島市の座喜味一幸市長

 沖縄県宮古島市は、宮古地区における新型コロナウイルス感染者が急増していることを受け、2月7日まで市の施設の利用を全面的に使用禁止とするとともに、島外からの旅行や帰省の自粛を要請すると発表した。

 宮古地区においては、1月25日時点で34人の新規感染者が確認されており、人口10万人あたりの1週間の感染者数は98.94人で、東京の56.40人や沖縄県の40.54人よりもはるかに高い数値となっている。座喜味一幸市長によれば、26日の34人を加えると151人とさらに数値は高くなり、同氏は「全国一厳しい状況」だとしている。

 このため、同市では市民の外出制限につながる措置として、公園などを含む市の施設の利用を禁止し、不要不急の外出や島外との往来の自粛を要請。来島を予定している島外からの旅行者に対しても自粛を要請することにした。