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フランス観光開発機構、コロナ後の基本&最新プラン。リヨン、ニース、トゥールーズ、レンヌなど日程別の旅のアイディアを紹介
2020年9月15日 07:30
- 2020年9月9日~9月10日 実施
フランス観光開発機構は9月9日と10日の2日間、観光事業者向けにWebセミナーを開催した。初日の9月9日はオーヴェルニュ・ローヌ・アルプ地方観光局、ニース観光局のプロモーションマネージャーらが参加し、現地からの声を届けた。
初日前半はオーヴェルニュ・ローヌ・アルプ地方観光局のラッシェル・グレゴリス氏とランドオペレーターの名取由紀子氏。ラッシェル・グレゴリス氏は、「新型コロナウイルス後の旅行者のニーズは空間的な開放感を求めた自然派志向、脱社会志向、時間的な束縛から開放される滞在型に移行すると思われます」と予測。日本観光客向けとしてリヨンを拠点に3泊4日を基本とし、7泊8日までの旅の楽しみ方を紹介した。
初訪問でも楽しめる基本の3泊4日プラン
リヨンを中心とした3泊4日プランは「リヨンでフランスのライフスタイル体験ツアー」と題し、初めて同地方を訪れる観光客向けも満足できる内容。
基本情報としてオーヴェルニュ・ローヌ・アルプ地方が陸路空路ともにアクセスに優れていることを紹介。リヨン市内の文化施設への入場や交通機関の乗車券が含まれる「リヨンシティーカード」は滞在1日目に手に入れておくようにとのことだ。手に入れたら1日から早速観光へ。「フルヴィエール大聖堂」で眺めを堪能、古代ローマ建築を間近に感じ、リヨンならではの建築「トラブール」を通り、夕食は「ブション」と呼ばれる伝統料理を味わうのが定番とのこと。
2日目は、テーマにそったリヨン散策として街の観光にフォーカス。「美食の都」とも呼ばれるリヨンで美味しいを発見してみてはとのことだ。「ポール・ボキューズ市場」ではチーズやスイーツを食べ歩き、都市再開発地区として注目を浴びる「ラ・コンフリュアンス地区」で現代建築を巡り旧市街とのコントラストの違いを肌で感じるのもよいそうだ。
ラストの3日目は、ちょっと足を伸ばしてリヨン近郊へ。定番はやはりボージョレ。のどかな丘陵地帯で癒されつつ、ボージョレワインのテイスティングも。リヨン発着ツアーも豊富で、「ピエール・ドレ」と呼ばれる黄色い石で造られた村々の散策やペルージュでの散策プラス名物スイーツ・ギャレットに舌鼓。デザインの街・サン・テティエンヌやル・コルビュジエ建築群への訪問もお勧め。ほかにも多数発着ツアーがあるため、短めの滞在期間でも充実した旅が楽しめるとした。
巡るなら行程前半にフレンチアルプス。そしてリヨンが便利
続いては自然が満喫できる「フレンチアルプス満喫ツアー」。6泊7日贅沢旅の提案だ。
アクセスはスイスのジュネーブ空港から。クルマで1時間ほどでリゾート地エヴィアンに到着。1日目は同エリアの景色の美しさと「レマン湖」周辺での優雅なひとときを過ごそう。2日目はイヴォワールへ。14世紀のお城や石造りの街並みを散策。3日目はあえてスイス側へ船で移動。対岸のローザンヌやジュネーブまで足を伸ばしてみても。
4日目はトルコブルーの澄んだ水が人を惹きつける「アヌシー湖」へ。5日目はシャモニー・モンブランの街へ向かい、ロープウェイで山岳エリアへ。夏も冬も楽しめるアクティビィティが揃うのも魅力とのこと。なお、5日目はロスチャイルド家がバカンスを過ごしたムジェーヴもお勧めという。日本ではまだまだ訪れる人が少ないが、押さえておくべき高級リゾートと紹介した。ラストの6日目はエクス・レ・バンと「ブールジェ湖」へ。ホテルやカジノ、ショッピングが充実している。
なお同6泊7日プランに関し、リヨンの前にフレンチアルプスを入れると充実度が上がり、かつ移動なども便利とも付け加えた。
ラベンダー街道で癒し旅。美食&リフレッシュで忘れられない7日間を
3プラン目は、リヨンから約1時間ほどで到着するラベンダーの生産地が中心。
1日目は前述のツアーでもあるようにヴァランスへ。そしてドローム・プロヴァンサルのグリニャン村に向かい、ラベンダー畑が広がる絶景をまずは目に焼き付けよう。同村を中心にして周辺を巡るのがお勧めとのこと。2日目もそのまま村に滞在し、ルネッサンス様式の「グリニャン城」を訪れたり、名産の黒トリュフ狩りに出かけたり、ラベンダーマッサージでリフレッシュするなど時間をたっぷり使いながら自然の恵みを受け取るプランが充実している。
3日目はラベンダー街道を経てニヨンへ。「オリーブの首都」とも呼ばれる、フランスでナンバー1の美味しさを誇るオリーブの生産地だ。オイルの製造工場を訪れたり、マルシェで買い物をしたりワクワクする1日が過ごせる。4日目はグリニャン村周辺の個性的かつ美しい村々を巡り、5日目は「アルデッシュ渓谷」へ。南側にはラベンダー畑が広がっているのでエッシェンシャルオイルについて学んだり、世界遺産に登録されている「ショーヴェ洞窟」見学なども。6日、7日目はリヨンには戻らず、日本人に人気のルシヨン村やゴルド村へ。そのままアヴィニョンへ向かい観光後マルセイユ空港から帰国という流れとなる。
火山地帯では温泉でリラックス。チーズ街道でチーズの歴史を学ぶ
プラン4本目は火山地帯。「フランスの火山地帯オーヴェルニュ地方へ」として7泊8日の行程を紹介。
1日目はリヨン国際空港からクルマで約2時間ほどのヴィシーへ。こちらは「ヴィシーセレスタン」と呼ばれる微炭酸水が有名で、飲料や温水治療などに活用されている。ナポレオン3世様式で壮麗な街並みが美しく、4月に行なわれる祭典に合わせて訪れるのもよいとのこと。2日目はムーラン、シャルーで街歩き。
3日目は黒い街と呼ばれ火山地帯の石で造られたクレルモン・フェランへ。4日目は「ピュイ・ド・ドーム」山頂を訪れたりチーズ街道でチーズ三昧も。5日、6日、7日目は前述のように周辺の美しい村を巡り、景観や名物をたっぷり楽しむのがベストと話してくれた。
なお、同地方は「3つの顔を持っている」とし、「リヨンを中心としたローヌ渓谷に沿ったローヌ地方」「スイス・イタリアとの国境を有するフレンチアルプス地方」「火山地帯のオーヴェルニュ地方」をプレゼンの最後に地図を使った紹介も行なった。
地中海に明るい太陽、アートともに地元料理でニース観光をさらに充実させる
初日後半は、ニース観光局プロモーションマネージャーのリア・コレンブソヴァ氏が現地から、日本からはフランス観光開発機構 プロモーションチームマネージャーの金田レイラ氏。ニースの魅力とともに、2020年、2021年の動きについても紹介した。
ニースは、コート・ダジュール地方の中心として空港からトラムで約30分とアクセスもよく、周囲にモナコやカンヌをはじめとする観光地も広がり、地のメリットが非常にあると紹介。
基本情報として地中海に沿って伸びる約2kmの「プロムナード・デ・ザングレ」やミニトレインで登れる古城エリアからの街を一望するなど、中規模の都市だからこその楽しみ方も。「ニースは2泊、3泊ではなく、連泊も可能」と話した。なお、空路でのアクセスに関してはシャルル・ド・ゴール空港よりも国内線が太いオルリー空港がお勧めとのこと。
ニースでの滞在を充実した時間にするために、まずは「ART OF HOSPITALITY」として高級避暑地としての顔を紹介。セレブ御用達のホテルが立ち並び、特に「ホテル・ネグレスコ」はその代表格とのこと。とともにアートや芸術面にも注目してほしいと「HELITAGE AND CULTURE」として文化施設や歴史なども紹介。ニースならではの自然や太陽にインスピレーションを受けたマティスやシャガールの美術館など見どころが多いと話した。
また、「A FAMOUSE AND REFINED GASTRONOMY」としてニース風サラダをはじめとする地元の伝統料理に関し言及。観光局としても伝統料理の認定ラベルを審査のうえで交付。昔ながらのレシピと食材で味を守るレストランでオリーブや海の幸が味わえるという。FIT(海外個人旅行)にも人気のうえ、200人規模の団体でも受け入れ可能なレストランがあるという。リーズナブルなうえ、土地の伝統料理が楽しめるため、食事選びの指標にしてみてはいかただろうか。
観光地としての魅力とともに、現地の生活に密着した楽しみ方も提案。「AUTHENTICITY AND LOCAL EXPERTISE」としてまずは毎日「サレア広場」で開催されるマルシェを説明。続いてAOC(原産地名称保護制度)で認められたワインが製造されているなどの情報も。「シャトー・ド・クレマ」が有名で「シャネル」のマークの起源である印が残るなど、ファンにはたまらない場所もあるという。「A SHOPPING DESTINATION」としては定番の大型百貨店「プランタン」「ギャラリー・ラファイエット」などでお買い物。アクティビティ派には「AN UNEXPECTED REGION BETWEEN SEA AND MOUNTAINS」として、ニースから約2時間でアルプス山脈のふもとに到着し、夏はハイキング、冬はスキーと海以外の表情があることも。内陸エリアでは陶器の村や、ガラスで有名な村ビオットなどがよいとのこと。
セミナーでは、ニースをざっくり3エリア「海側のニース」「内陸のニース」「山側のニース」に分類。前述の観光スポットや見どころも含め、海側は有名観光地のエズ、ルノワールの終焉の地カーニュ・シュル・メール、ピカソ美術館の建つアンティーブ。内側は前述の工芸や美しい村々の訪問、国立公園を有する山側はスキーやハイキングなどのアクティビティと分類。さまざまな表情を楽しんでほしいと語った。なお、観光や移動をスムーズにするために「フレンチ・リビエラ・パス」を紹介。ニース市内だけではなく周囲の観光地など約60か所で割引や恩恵が受けられるため、必ず手に入れて有効活用してほしいとのことだった。
なお、観光局としては観光客の受け入れを拡大したいと考えており、2020年~2021年で4つ星4軒、5つ星2軒のホテルが開業予定、客室数も約1200室増加予定とした。
セミナー2日目はトゥールーズの旅行プラン紹介からスタート
セミナー2日目の9月10日はトゥールーズ観光局プロモーション担当のジュリー・スペーヌ氏とフランス観光開発機構プロモーション・マネージャーのダンドー神谷明子氏からスタート。
トゥールーズは南西フランスのオクシタニー地方にありフランス第4の都市。学生も多く賑やかな雰囲気で観光客に対し好意的で交流もある。街のシンボルである「キャピトル広場」を中心にホテルが立ち並び、市庁舎も観光スポットとして人気とのこと。
16世紀、17世紀にパステルと呼ばれる青を基調とした染色が流行り、富を築いた人々が建てた煉瓦造りの建物を遠目から見るとピンク色に見えるため、トゥールーズは「バラ色の街」と呼ばれている。観光の1つとして、実際の建物に入り見学するツアーもあるそうだ。日本語ガイドもいるため観光局経由で予約をとのこと。代表的な色としてはすみれいろ「トゥールーズバイオレット」も有名。貨物船を改装したブティック「ラ・メゾン・ド・ラ・ヴァイオレット」ではソープやコスメ、お茶やハチミツなども購入できるそう。また前述したパステル油を使った染色体験も可能。個人や最大15名まで対応でき、約1時間ほどかけて真っ白なショールを染め上げることができる。
もちろん「サン・セルナン・バジリカ聖堂」などの歴史的建造物の訪問や南西フランスの美食を巡りも人気。運河や川での遊覧船体験や街歩きでは香水作りも。「ヴィクトル・ユーゴー市場」はトゥルースソーセージやフォアグラにチーズと特産物も豊富。観光局は市場で試食と生産者に話を聞くグルメツアーを開催し好評を得ている。
ワインツーリズムにもフォーカス。トゥールーズから北へ30分ほどのフロントンヘ。こちらで製造されるワインは「フロントンワイン」と呼ばれ、同地域のみで栽培されている色みの濃いぶどう「ネグレット」を使用。このぶどうを50~70%使用することが定められており、タンニンが強く感じられるワインができあがる。ワイン通やレストラン業界でも注目されているのでぜひ飲んでみてとのこと。
なお、イベントをはじめ見どころは多岐にわたる。「ジャコバン修道院」の回廊でのピアノコンサートに宇宙産業の盛んな都市として「シテ・ド・レスパス」でロケットを間近で見たり宇宙での生活体験も。また絶対に外せないが「エアバス」だ。工場では機体の組み立ての秘密を見学したり、お隣の「エアロスコピア航空博物館」では「コンコルド」のなかへ。2018年にオープンした「ロンヴェル・デ・ピオニエ」では航空郵便が始まったトゥールーズのパイオニアたちの偉業が紐解ける。またテーマパーク「ラ・アル・ド・ラ・マシーン」も訪れてみる価値があるそう。
トゥールーズはオクシタニー地方の観光拠点としてハイキングブームの際には多くの日本人観光客が訪れたという。しかし宿泊のみの観光なしでカルカッソンヌやカオール、ピレネー山脈へ向かう人が多く、今後は滞在とともに観光という部分でもアピールしていきたいとのことだ。
レンヌ観光局は「ナント」を北上し「モン・サン=ミシェル」への7泊8日旅を提案
セミナーラストはレンヌ観光局ジェレミー・ボルド氏とナント観光局グザヴィエ・テレ氏。7泊8日とたっぷり日数を使って「ナント」から「モン・サン=ミシェル」まで進むプランだ。日本からの旅行者に人気のモン・サン=ミシェルを含めた周辺を楽しめる行程で、歴史遺産から現代アート、牡蠣やガレットなど地元の美食とも出会える。
冒頭では地図を使ってプランを紹介。今回の観光ルートは、「ナント」から出発し、ロワール川の河口へ向かい、そこから「サン=ナゼール」「ラ・ボル」「レンヌ」と北上し「ディナン」「サン・マロ」「カンカル」に立ち寄り「モン・サン=ミシェル」に到着する行程となっている。
1日目、2日目は出発地点の「ナント」。こちらはクリエイティブでイベントが多い街。歴史遺産と現代アートが融合し古城に巨大滑り台が設置されるなどユニークだ。街中に緑色の線が引かれマップ片手に全12kmの「グリーンライン」を進めば主要な現代アートや観光地を網羅することもできる。ホテルやレストランも充実しており、少人数から大人数まで対応。スカンジナビア風のインテリアが魅力のホテル「ラ・ペルーズ」は、写真映えもバッチリ。
続いて3日目は「ロアール川」の河口付近で自然に佇む巨大アートを鑑賞しながらサン=ナゼールへ。経済的に苦しい時代を経て、アジア・アメリカ向けの大西洋航路の定期船の造船により街が潤ったそうだ。詳しい歴史は「エスカラトランティック」で学ぶことができる。なお、サン=ナゼールにはホテルがないためレストラン利用のみ。「ブリエール湿地」を抜け、リゾートエリア「ラ・ボール」での宿泊となる。ラ・ボールはブルターニュ建築の特色を残しながら海岸沿いの街らしさが融合。タラソテラピーなどで旅の疲れを癒すことも。
なお、周辺には「ゲランド塩田」が広がり、日本でも有名な「ゲランドの塩」の産地。スパイスや海藻入りの塩やなどお土産も揃う。
旅も折り返し4日目は内陸部のレンヌへ。ブルターニュの中心都市だ。「ダボール庭園」や「ブルターニュ高等法院」の内部見学が定番。17世紀に豪華絢爛な内装も見事。なお、レンヌはブルターニュ色が濃いため、ここでの食事は「ガレット」がマストとのこと。滞在先としてはホテル「ル・マジックホール」などがイチオシで、テーマ別のデコレーションルームに泊まれるという。
5日目は北の方に少し足を伸ばし、エデ=バズージュの11の水門の鑑賞からスタート。さらに北上しディナンへ。中世の街と知られており、徒歩約1、2時間で全体を観光し4月から9月までの限定で開催される芸術鑑賞ルートに寄り道しつつ「サン・マロ」に到着。
そのまま6日目も滞在するのがベスト。海賊の街としても知られており街で出会えそうな雰囲気にあふれているそうだ。新市街と城跡に囲まれた旧市街があるが、観光の中心は旧市街の城跡散策やブティック訪問が中心とのこと。
なお、新情報としては東京・表参道のガレット専門店「ブレッツカフェ」のオーナーが手がける「アトリエ・ドゥ・ラ・クレープ」がオープンし注目を集めているそう。ガレット職人体験もできる。なお、もう1点は個人の邸宅を訪問するアクテビティ。海外買い付けで富を得た商人たちの別荘を見学できるとのこと。さらに2022年には港エリアに隈研吾氏設計の「サン・マロ海洋歴史博物館」がオープン予定。レストラン情報としては港町ならではの新鮮な魚介を味わったり、ホテルも個人経営のアットホームな「レ・シャルメット」などがよいとのこと。
旅も終盤7日目はいよいよ「モン・サン=ミシェル」へ。とその前に「カンカル」に立ち寄るのを忘れずに。牡蠣産業が有名で丸くて身も小粒なブルターニュならではの「平牡蠣」が味わえる。海沿いの防波堤に座りながら牡蠣を食べつつ貝を海にポイっとするのが通な食べ方とのこと。
なお、モン・サン=ミシェル周辺ではVIP向けに現地の手配会社も参入。ジャガーに乗りながら周辺をドライブするなどのラグジュアリー体験も楽しめるそうだ。そのままフォトポイント「ポルデール」でスペシャルな1枚を撮影。モン・サン=ミシェルに近づき過ぎると美しい写真が撮れないため、こちらで事前に撮影しておくのがよいという。
7日目にして目的地モン・サン=ミシェルに到着! 観光局としては「カンカル」「ポルデール」に立ち寄りながら午後到着がベスト。午前中はパリからの日帰り観光客が多いため、人の少なくなった午後以降が狙い目だとか。また宿泊もモン・サン=ミシェル内、そしてレストラン利用もオムレツや地元料理が味わえる「ラ・メール・プラール」、もしくは「カンカル」のおしゃれレストラン「ル・コキヤージュ」が美味しいとのことだ。
今回紹介した7泊8日間充実のプランは、自転車旅としてもフランスで人気急上昇中のルートとのこと。クルマ移動もよいがマイ自転車で挑戦してもよいとアドバイスしてくれた。
なお、セミナーのラストには登壇者からメッセージ。2020年は新型コロナウイルスの影響で、フランスの主要な観光地は国内旅行者を受け入れていたが、日本を含め海外からの旅行者がいない状態はとても寂しかったとのこと。行き来が可能になった際にはぜひ、トゥールーズやレンヌ、モン・サン=ミシェルをはじめフランス各地へとぜひお越しくださいと話してくれた。