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ハワイ州観光局、ホノルル本局の新局長兼CEOにネイティブハワイアンのジョン・デ・フリーズ氏

2020年9月9日(現地時間) 発表

ハワイ・ツーリズム・オーソリティの新局長兼CEOにジョン・デ・フリーズ氏が就任

 ハワイ州観光局は、本局にあたるハワイ州ホノルルのハワイ・ツーリズム・オーソリティ(HTA:Hawaii Tourism Authority)の新局長兼CEOにジョン・デ・フリーズ氏が就任したと発表した。8月27日(現地時間)のHTA理事会において選出され、9月16日から職務に就くという。

 同氏はネイティブハワイアンであり、HTA局長兼CEOにネイティブハワイアンが就任するのは初めて。

 デ・フリーズ氏はこれまで、ネイティブ・ハワイアン・ホスピタリティ協会のエグゼクティブ・ディレクターや、ハワイ島郡 調査開発局の観光、農業、再生可能エネルギーなどの部門責任者、ハワイ島の住宅開発会社の社長兼CEOなどを務めており、観光・リゾート開発産業で40年以上の経験を持つ。

 氏はリリースのなかで、「今、ハワイは世界的なパンデミックと経済崩壊により、無数の困難な課題に直面しています。その中でも、観光産業の再開は、地域社会に大きな不安が高まっている時期だと感じます。しかし、公的機関と民間機関の両方におけるハワイの指導者たちの弾力性と創造性、そして地域社会のために解決策を熱心に模索している叔母や叔父、両親、長老、若者、コーチ、教師、大臣、医療従事者、エッセンシャルワーカーがいるため明るい希望があります」と述べている。