ニュース
森倉円が描く振り袖姿の初音ミクグッズ9種。売り上げの一部は重文「冬木小袖」修復の寄付に
2020年6月25日 18:24
- 2020年6月30日10時30分 発売
国立文化財機構とトーハク(東京国立博物館)、ぶんかつ(文化財活用センター)は、「<冬木小袖>修理プロジェクト」の一環として、クリプトン・フューチャー・メディアと共同で初音ミクのコラボレーショングッズを発売する。
トーハクとぶんかつは、トーハク所蔵の重要文化財「小袖 白綾地秋草模様(こそで しろあやじあきくさもよう)」、通称「冬木小袖(ふゆきこそで)」の修理プロジェクトを実施しており、コラボグッズの売り上げの一部を同プロジェクトの寄付に充てる。冬木小袖は尾形光琳が約300年前に秋草模様を描いた着物で、深川の材木問屋・冬木家の夫人のために描いたことから「冬木小袖」と呼ばれているという。
グッズのもとになる「<冬木小袖>ミク」のデザインはイラストレーターの森倉円が担当。初音ミクの設定に合わせて本来より袖の長い振り袖姿でデザインしている。グッズはA3アクリルパネルやA3複製原画、ポスター、ねんどろいどなど9種を用意しており、一部は通販サイトでの完全受注生産となる。発売は6月30日10時30分。
Art by 森倉円 / ©Crypton Future Media, INC. www.piapro.net