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JR西日本、芸備線の東城駅~備後八幡駅間で土砂流入・脱線事故

復旧には数日かかる見込み、東城駅~備後落合駅間で代替輸送実施

2020年3月9日 発表

 JR西日本は3月9日、芸備線の東城駅~備後八幡駅間で流入した土砂に車両が乗り上げ、脱線する事故が発生したと発表した。

 事故が発生したのは、3月9日5時49分ごろ。車両は新見駅5時18分発~備後落合駅6時34分着の快速列車(ワンマン1両編成)で、東城駅を5時46分に出発後に、運転士が線路内に土砂を認め、非常ブレーキをかけたが間に合わず接触し、脱線・横転した。乗客は0人で、運転士にも怪我はなかった。

 このため、東城駅~備後落合駅間で運行見合わせが続いている。9日~10日は終日運行見合わせとなり、同区間で終日代行輸送が行なわれる。同社では、復旧には数日かかる見込みだとしている。