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国交省、海がない栃木県の「みなとオアシスさの」を「みなとオアシス」に登録

2020年2月13日 発表

「みなとオアシスさの」の代表施設「佐野インランドポート」

 国土交通省 港湾局は、2月22日に栃木県佐野市の「みなとオアシスさの」を「みなとオアシス」に登録すると発表した。

 みなとオアシスは、港を核としたまちづくりを促進するために、住民参加による地域振興の取り組みが継続的に行なわれる施設を国土交通省港湾局長が登録するもの。

 136か所目となる「みなとオアシスさの」は、海から遠く離れた栃木県佐野市に位置しながらも、代表施設の「佐野インランドポート」が海上コンテナ輸送の内陸拠点となっており、コンテナ輸送施設の見学会や、京浜港・茨城港のPRを通じて「みなと」を感じられることから、みなとオアシスに登録されることになった。

 佐野インランドポートのほか、佐野駅前交流プラザ「ぱるぽーと」、「道の駅どまんなかたぬま」、「佐野プレミアム・アウトレット」が構成施設となっており、「ぱるぽーと」では、ひたちなか市から魚屋が出店し、新鮮な海の幸が購入できる「ぱるぽーとマルシェ」が開かれる。「道の駅どまんなかたぬま」では、三陸の牡蠣を食べることができる「牡蠣小屋」も開催される。