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KDDI、スマホを使ったホテル向けの生体認証ソリューション開発の米GTRIIPに出資

2020年2月3日 発表

GTRIIPの利用イメージ

 KDDIは2月3日、KDDI Open Innovation Fund(KOIF)3号を通じて生体認証技術の開発を手掛ける米GTRIIP Globalへの出資を発表した。

 GTRIIPのソリューションは、宿泊者がスマートフォンで事前登録したパスポート写真と、ホテル到着時にスマートフォンで撮影する顔写真で個人認証を行ない、フロント受付不要で自動チェックインを行なえるようにするもの。

 スマートフォンを部屋の鍵として使用できるほか、テレビやエアコン、照明などのリモコン操作も行なえる。すでにシンガポールやマカオのホテル1万3000室で導入されている。

 同ソリューションは、ホテル以外でもオフィスやデータセンター、イベント会場でのチケット認証など、個人認証が必要となるさまざまな場面で活用できるとされている。

GTRIIPのロゴ