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NEXCO中日本と中日本エクシス、台湾のサービスエリア運営に参入

2019年12月25日 発表

清水(チンスイ)SAの位置

 NEXCO中日本(中日本高速道路)と中日本エクシスは12月25日、台湾の高速道路におけるSA(サービスエリア)運営に参入すると発表した。

 両社では、現地企業の新東陽股份有限公司と提携し、台湾のフォルモサ高速公路3号にある清水(チンスイ)SAの3階フロアを「和」をテーマにリニューアル。2020年1月18日にオープンする。

 NEXCO中日本グループでは、国際交流の一環として台湾の交通部高速公路局などと視察の受け入れやSAでの台湾農産物の販売、台湾での展示会参加などを実施してきた。こうした交流の中で公路局側から清水SAの3階フロアの活性化について協力依頼を受け、日本食をテーマにしたプランを提案したところ、これが実現することになった。

 同フロアでは、デジサーフのプロデュースにより「和」をテーマにした飲食物販ブースを6店舗オープン。回転寿司、うどん、丼もの、ラーメンなどを提供するほか、日本各地のお菓子や雑貨を販売していく。

 中日本エクシスと公路局では、台湾の清水SAと新東名高速道路の清水(しみず)PA(パーキングエリア)が同じ表記となることから、情報交換や相互集客を行なう姉妹提携協定を締結し、1月18日のオープニングセレモニーの中で締結式を行なう予定。

清水(チンスイ)SA
「和」をテーマにした飲食ブース